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2021.05.17

選手情報

ナダル、激戦の末ジョコビッチを下して同大会10度目の優勝[イタリア国際]

第1セットには、転倒するトラブルも
あったナダルがピンチを乗り越えて優勝


「BNLイタリア国際」(ATPマスターズ1000/イタリア・ローマ)決勝、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク1位)と第2シードのラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク3位)の戦いは、ナダルが7-5、1-6、6-3で勝利。同大会10度目の優勝を果たした。

【動画】ナダルvsジョコビッチ イタリア国際決勝ハイライト


試合は、第1セットから見応えあるラリーが多く見られる内容となる。ナダルがサーブの第2ゲーム、8分超12ポイントというロングゲームとなると、ジョコビッチにブレークを許す。しかし、直後の第3ゲームでブレークバックに成功。そのまま、キープが続いていく。

第7ゲームもロングゲームとなる。すると、2度目のデュースのポイント。ジョコビッチがサーブ&ボレーでフォアボレーをサービスライン付近に落とすと、それを拾おうとダッシュしてきたナダルが、パッシングを放ったあと、ラインに引っかかって転倒する。それでも放ったパッシングショットでブレークチャンスを得たが、ジョコビッチに抑えられてしまう。

試合が動いたのは5オールで迎えた第11ゲーム、ジョコビッチは、このセットで唯一と言っていいほどミスが重なる。40-30からダブルフォールトでデュース、さらにアドバンテージナダルでは回り込みフォアハンドがネットとなり、ブレークに成功。続くゲームをキープして7-5で第1セットを奪う。

しかし、第2セットはジョコビッチの精度が上回る。ジョコビッチ2-1で迎えたナダルのサービスゲーム、15-40とチャンスを迎えると、ジョコビッチの両手バックがクロス深くに決まってナダルの返球がネット。先にブレークに成功すると、第6ゲームでもブレークし、6-1でセットを取り返す。

勝負の第3セット、2オールで迎えた第5ゲーム、ジョコビッチは2度のブレークチャンスを得たが、あと1本が奪えず。ナダルにキープをされてしまう。すると、直後の第6ゲーム、なんとラブゲームでナダルがブレークに成功。1ブレークアップを守ったまま6-3で締めて、優勝を果たした。このセット、ナダルは、ジョコビッチのファーストサーブで16本中8本ポイントを奪っている。

「大満足だ。ローマのトロフィーをまた掲げられるのは素晴らしい。10度目、それは欲しかったものだ。全仏で10回、モンテカルロで10回、バルセロナで10回を達成したからこそ、ここでも10回目を達成したかった。ここ数週間でプレーがよくなっている、特にフォアハンドの自信が持てるポイントがあった。何度もダウン・ザ・ラインを使えたし、フォアハンドのウィナーが増え、苦しい局面でもフォアハンドで打開できた。これは大きな進歩だよ、私にとって重要なショットだからね。特にクレーでは。これは僕に自信を与えてくれる」と記者会見で語ったナダル。

これでジョコビッチとの対戦成績は28勝29敗に。そしてATPマスターズ1000のタイトル数は歴代1位のジョコビッチと同じ36とした。

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