2021.06.05

＜一問一答＞錦織圭、相手の途中棄権で2年ぶりのベスト16入り!「休みが唯一必要だった」[全仏オープン]

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Q.「テニスって面倒くさい」「体が動きたくない」と言っていましたが、こうして勝ち抜いてきました。こういうプレーができているということは、心の底でテニスを楽しめている自分がいるのでしょうか？

「正直、この2試合(1・2回戦)はまったく楽しくなかったですね。体力的にも辛いし、正直全然いいプレーはできなかったので、2回戦は特に。自分と戦うところが多かったですね。今日はだいぶ吹っ切れて、出だしから気持ち的にはいい感じでできていました。相手がトリッキーな感じだったので、モヤモヤっとは中盤からなりましたけど。この2試合は、試練というかローマ、マドリードといいプレーしていて自信もついてきた中で、やっぱりグランドスラムの緊張感なのか、思い返すとそんないいプレーはしていなかった。本当に最後いいプレーを少しして勝ちましたけど、辛いことの方が多かったですね。それを乗り切って、結果論ですけど頑張ったかいが今日はあったのかなと思います」

Q.今日の試合に臨むにあたって、体力はどのぐらいだったか、また、どれぐらい戻せばズベレフと戦えると感じていますか？

「今日は勝つとしたら3セットしかないなと思ってやっていました。やる前から。さすがに今日4セット、5セットやるのは無理だろうなと思っていたので、そのぐらい気持ち的には気合を入れて出だしからやっていましたね。体力的には、意外とできたなというところはありますけど、1セットしかしていないので2セット目、3セット目に動かなくなっていたかもしれない。意外とできたなというのがありましたね」

次ページ　>　「思い切ったアグレッシブな気持ちで入れればいい」

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写真＝田沼武男 Photos by Takeo Tanuma

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