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2021.06.11

選手情報

ジョコビッチ対ナダル、チチパス対ズベレフ、男子シングルス決勝に進むは誰だ!? 大会13日目の見どころ[全仏オープン]

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チチパス、ズベレフはどちらが
勝利しても初の全仏決勝進出に

6月11日、全仏オープン13日目、センターコート、コート・フィリップ・シャトリエでは、男子シングルス準決勝2試合が行われる。

【画像】全仏オープン13日目の試合予定表をチェック


第1試合(日本時間21時50分開始)は、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/世界ランク5位)対第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同6位)。対戦成績はチチパスの5勝2敗(クレーコートでは同1勝0敗)。直近の対戦は今年3月のATP500アカプルコ大会(ハードコート)で、ここではズベレフが勝利している。

チチパスは今大会、1回戦でジェレミー・シャルディ(フランス/同60位)、2回戦でペドロ・マルチネス(フランス/同103位)、3回戦で第31シードのジョン・イズナー(アメリカ/同34位)、4回戦で第12シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(スペイン/同12位)、準々決勝で第2シードのダニール・メドベデフ(ロシア/同2位)に勝利。全仏では2度目、グランドスラムでは4度目となるベスト4入りを果たしている。失セットはイズナー戦で1のみと、好調そのものだ。

対するズベレフは、1回戦でオスカー・オッテ(ドイツ/同152位)、2回戦でロマン・サフィウリン(ロシア/同182位)、3回戦でラスロ・ジェレ(セルビア/同55位)、4回戦で錦織圭(日清食品/同49位)、準々決勝でアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(スペイン/同46位)に勝利。全仏では初、グランドスラムとしては3度目のベスト4に。セットを落としたのは、1回戦のフルセットのみとこちらも好調そのもの。
ライバル同士の対決は、どちらに軍配が上がるのか!? どちらが勝っても、全仏では初の決勝進出となる。

そして第2試合(日本時間24時30分開始予定)なのが、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)と第3シードのラファエル・ナダル(スペイン/同3位)の対戦。過去57度対戦していて、ジョコビッチの29勝28敗、先日のATPマスターズ1000ローマ大会でも決勝で対戦し、ナダルが勝利したが、クレーコートではナダルの19勝7敗でリードしている。

5年ぶり2度目のタイトルを狙うジョコビッチは今大会、1回戦でテニス・サングレン(アメリカ/同66位)、2回戦でパブロ・クエバス(ウルグアイ/同92位)、3回戦でリカルダス・ベランキス(リトアニア/同93位)にいずれもストレート勝利。4回戦のロレンツォ・ムゼッティ(イタリア/同76位)戦では、タイブレークで2セットを落としたものの、第3セット第5ゲームから13ゲームを連取。ファイナルセット途中でムゼッティが棄権をして勝利を果たすと、続く準々決勝では第9シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア/同9位)に6-3、6-3、6(5)-7、7-5で勝利し、3年連続11度目のベスト4入りを果たした。

そして大会14度目の優勝を狙うナダルは、1回戦でアレクセイ・ポピュリン(オーストラリア/同 63位)、2回戦でリシャール・ガスケ(フランス/同141位)、3回戦でキャメロン・ノリー(イギリス/同45位)、4回戦で第18シードのヤニック・シナー(イタリア/同19位)とここまでオールストレート勝ちで勝ち上がり。準々決勝で、第10シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン/同10位)にセットを落としたものの、第4セットをベーグル(6-0)で締めて、5年連続14度目のベスト4入りを決めた。

このカードは、昨年の決勝のカードでもあり、その時は6-0、6-2、7-5でナダルが完勝している。だからこそ、ジョコビッチもナダル対策を練ってきているはず。目が離せない戦いとなりそうだ。

■全仏オープン第13日目(6/11)注目ゲーム

【コート・フィリップ・シャトリエ】
第1試合[男子シングルス準決勝(日本時間21時50分開始)]:ステファノス・チチパス(ギリシャ)[5]×アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[6]

第3試合[男子シングルス準決勝(日本時間24時30分以降開始予定)]:ノバク・ジョコビッチ(セルビア)[1]×ファエル・ナダル(スペイン)[3]
※[]はシード順位


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