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2021.06.16

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<一問一答>錦織圭、芝の初戦をフルセット勝利「1試合目にしては、まぁまぁの得点はあげられるのかな」[ノベンティ・オープン]

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写真提供:ゲッティ イメージズ

オリンピックは単複出場へ
「最初から出るつもりでいた」と錦織


6月15日、ATP500「ノベンティ・オープン」(ドイツ・ハレ)、錦織圭(日清食品/世界ランク49位)は1回戦で、予選勝者のリカルダス・ベランキス(リトアニア/同84位)と対戦。6-3、2-6、6-2で芝コートの初戦を勝利した。

【表】錦織圭1回戦スタッツ(成績)をチェック


全仏オープンでは2年ぶり7度目となるベスト16入りを果たした錦織は、当初「メルセデス・カップ」(ドイツ・シュツットガルト/ATP250)にワイルドカードで出場予定だったが、出場を回避。今大会を芝サーフェスの初戦に選んだ。

第1セット、ベランキスにミスが出たことで2ブレークを奪って6-3で先取した錦織。だが第2セットは、「相手のリターンがよくなったのと、ストローク戦でもミスが少なくなって、彼のフラットの球が深く入ってきて」錦織側にミスが出て2-6。初戦からフルセットの戦いとなったが、6-2で締めて2回戦に駒を進めた。

「ファイナルでも彼のほうが最初は優勢だったので、急に流れが自分に来たという感じでしたね」と振り返った錦織だが、芝シーズンの1試合目ということもあって、「アップダウンがあったけど、大事なところでポイントが取れて、取ったセット的には簡単に取れたので、まぁまぁでしたかね」と悪くないスタートだったと語っている。

2回戦では、急成長中の若手セバスチャン・コルダ(アメリカ/同52位)との初対戦が決まっている。「本当にちっちゃなころから知っている」という錦織は、コルダについて「トップに行ける素質をけっこう持っている選手」と高く評価している。1回戦では第6シードのロベルト・バウティスタ・アグ(スペイン/同10位)を倒しているコルダだけに、2回戦は難しい試合になりそうだ。

以下、会見での錦織の一問一答(記者会見全文)である。

Q.芝コートで約2年ぶりの実戦。率直な感想をお願いします。

「やっぱり久々感はありましたね。ちょっと慣れないところもありましたけど、1試合目にしては、まぁまぁの得点はあげられるのかなと。ちょっと2セット目、ブレークダウンしちゃったところはありましたけど、サーブがよかったのと、大事なところでしっかり安定してミスをせず、アップダウンがあったけど、大事なところでポイントが取れて、取ったセット的には簡単に取れたので、まぁまぁでしたかね」

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