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2021.06.21

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アンベール、ATP500での初タイトルを獲得「キャリアの中で最高の勝利」[ノベンティ・オープン]

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Photo by Getty Images

アンベールがルブレフを下しATP500初タイトル

6月20日、「ノベンティ・オープン」シングルス決勝が行われ、ウーゴ・アンベール(フランス/世界ランク31位)が、第4シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア/同7位)を6-3、7-6(4)で下し、ATP500で初めてのタイトルを手にした。

【動画】アンベール、ルブレフにストレート勝利 マッチハイライト

今大会、2回戦で第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同6位)に番狂わせを演じたアンベールは、準々決勝でセバスチャン・コルダ(アメリカ/同52位)を、準決勝でフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/同21位)を破って決勝に進出。4試合をいずれもフルセットの接戦をものにして勝ち上がった。

この日の試合でアンベールは、好調のサービスゲームでルブレフにブレークを許さず。第8ゲームで奪ったリードを保ち、第1セットを先取する。これで勢いづいたアンベールは、第2セットではルブレフのパワフルなストロークについていくと、お互いにサービスキープを続けて、タイブレークに突入。ここでもルブレフにミニブレークを与えることなく、ポイントを獲得したアンベールがストレートでツアー3勝目を手にした。

昨年、ツアー2勝を挙げているアンベールだが、ATP250での優勝で、ATP500でのタイトルは初めて。試合後、「信じられない。僕のキャリアの中で最高の勝利だ。簡単ではなかったから誇りに思う。少し疲れていたけど、一つ一つのポイントに集中しようとしていた。とてもうれしいよ」と喜びを語った。

一方、敗れたルブレフは「初めての芝大会の決勝で、素晴らしい1週間だった」としながらも、「タイブレークではフォアハンドのチャンスがあったが、それをミスしてしまった。でも、そういうことはあるしコントロールできない。彼のサーブが良かった」と、自らのミスを悔いた。



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