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2021.07.02

大会情報

「楽天ジャパンオープン」「花キューピットオープン」2021年大会開催中止が決定、隔離措置がネックに

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隔離措置がネックになり、両大会共に2年連続で中止に…

7月2日、公益財団法人日本テニス協会は、ATP500・ITF車いすテニスツアーの「楽天ジャパンオープン2021」、WTA250「花キューピットオープン2021」の中止を発表した。

【画像】両大会中止を知らせるリリース


リリースによると、「楽天ジャパンオープン」はATP、ITFと、「花キューピットオープン」はWTAと、新型コロナウイルス感染状況を踏まえ、大会開催に向けて無観客や入場制限を含む様々な方策を探ってきたが、一定期間の待機を求める現在の入国制度の下では、ツアーの開催承認は難しく、選手や関係者の多くが海外から来日する大会の性質上、中止せざるを得ないとの結論に至ったという。大会中止は昨年に引き続いての決断。

どちらのリリースも、2022年大会の開催に全力を尽くしていくと結ばれているが、楽天ジャパンオープンのリリースでは、「本協会では新型コロナウイルスの感染状況を注視しながら、年内に何らかのテニスイベントを開催することを模索」と書かれている。

オリンピックが開かれるスポーツイヤーに大会が中止となってしまうこと、また数少ない世界トップレベルのプレーを見られる機会がなくなくことは残念でならない。


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写真=石塚康隆(NBP) Photos by Yasutaka Ishizuka