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2021.07.09

選手情報

青山修子/柴原瑛菜ペア敗戦。シェイ/メルテンスに第3セット3-6[ウィンブルドン]

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第3セット、先にブレークを許した青山/柴原ペア

7月9日、ウィンブルドン女子ダブルス準決勝、第5シードの青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業HD)は第3シードのシェイ・スーウェイ(台湾)/エリーゼ・メルテンス(ベルギー)と対戦。4-6、6-1、3-6で惜しくも敗れた。


【動画】青山/柴原ペアのプレーは印象に残るものだったとウィンブルドン公式も称賛


前哨戦で今シーズン4勝目を挙げた青山/柴原は、今大会でも好調をキープ。同ペアとしてウィンブルドン初出場ながら、初戦から4試合をいずれもストレート勝利。決勝の相手となったシェイ/メルテンスペアも同様にここまで失セット0で勝ち上がってきている。

試合は、柴原のサーブからスタート。すると、青山のポーチボレーも効果的に決まり、キープでスタートする。その後、互いにキープしていくと、3オールで迎えた青山サーブの第7ゲームで0-40とピンチを迎える。ここで青山はセンターにサーブ。浮いたリターンに対して、柴原がバックハイボレーを打ったがこれがサイドアウト。先にブレークを許した。

続く第8ゲーム、シェイのサービスに対してデュースまで粘るが、ブレークバックはならず。4-5で迎えたメルテンスのサーブでもブレークバックはならず、第1セットは4-6で落とした。

巻き返しを図りたい青山/柴原ペア。第2セットも柴原のサーブからスタート。40-0とすると、柴原がサービスエース。まずはキープに成功すると、続くメルテンスのサービスゲームで15-40とこの試合初めてブレークチャンスを握る。すると、スマッシュを拾ったシェイのボールが浮いたところを柴原がボレーを決めて、ブレークに成功。2-0とする。

このまま、勢いに乗っていきたい青山/柴原ペアは、直後の第3ゲーム、3度のブレークポイントを凌いでキープに成功。さらに第4ゲームでもブレークに成功する。第6ゲームでキープを許したものの、続くゲームをラブゲームでキープし、6-1でセットを取り返した。

勝負の第3セット、まずはシェイ/メルテンスペアが第1ゲームをキープする。続いて第2ゲームは、柴原サーブでラブゲームでキープに成功。続くシェイのサービスゲームで、30-40とブレークチャンスを迎えたが、ここは凌がれてしまう。


青山サーブの第4ゲームで30-40とブレークポイントを握られる。続くポイント、青山とシェイによるロングラリーが続くが、メルテンスのポーチボレーが決まって、先にブレークを許す。続くメルテンスのサービスゲームはラブゲームでのキープとなり、1-4となる。

流れを変えたい青山/柴原ペアは第6ゲーム、青山がポーチボレーを2本決めるなどでキープに成功。続くシェイのサービスゲームに対して、積極的に攻めていったが、うまくいなされてラブゲームでキープ。2-5となる。

青山サーブの第8ゲームはキープに成功。3-5として望みをつなげたが、続くメルテンスサーブの第9ゲームはロングゲームに。5度ブレークポイントを握ったが、あと1ポイントが奪えず。第3セット3-6で惜しくも敗れた。

シェイ/メルテンスペアは土曜日に行われる決勝で、ベロニカ・クデルメトワ/エレナ・ベスニア(共にロシア)対キャロライン・ドールハイド(アメリカ)/ストーム・サンダース(オーストラリア)の勝者と対戦する。

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