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2021.07.10

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女子決勝を制するのはバーティか!? それともプリシコワか!?大会12日目の見どころ[ウィンブルドン]

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対戦成績ではバーティが5勝2敗でリード

7月10日、ウィンブルドン12日目、ついに女子シングルス決勝が行われる。センターコート第1試合(日本時間21時試合開始)、世界ランク1位で第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)対元世界一で第8シードのカロリーナ・プリシコワ(チェコ/世界ランク13位)が行われる。

【画像】上地ペアが女子ダブルス決勝に挑む! ウィンブルドン12日目の試合予定表

今大会、バーティは1回戦でカルラ・スアレス・ナバロ(スペイン/同138位)にフルセットで勝利。すると2回戦のアンナ・ブリンコワ(ロシア/同89位)、3回戦のカテリーナ・シニアコワ(チェコ/同64位)、4回戦で全仏女王のバルボラ・クレチコワ(チェコ/同17位)[14]、準々決勝のアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア/同75位)、準決勝のアンゲリーク・ケルバー(ドイツ/同28位)[25]まで、ストレート勝利で優勝した2019年全仏オープン以来のグランドスラム決勝に勝ち上がってきた。

一方のプリシコワは、1回戦のタマラ・ジダンセク(スロベニア/同47位)、2回戦のドナ・ベキッチ(クロアチア/同49位)、3回戦のテレザ・マルティンコワ(チェコ/同87位)、4回戦のリュドミラ・サムソノワ(ロシア/同65位)、準々決勝のビクトリア・ゴルビッチ(スイス/同66位)までストレート勝ち。そして準決勝のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ/同4位)[2]にはフルセットで逆転勝ちを収めて、2016年USのオープン以来のグランドスラム決勝進出を決めている。

対戦成績では、バーティが5勝2敗でリードしている。だが、今大会、プリシコワはサーブ、ストローク共に安定感を発揮しているだけに、勝負はわからない。

世界No.1のバーティが勝つか、それとも無冠の女王と言われたプリシコワが念願のトロフィーを掲げるか。見逃せない一戦となる。

そのほか、車いすテニス女子ダブルス決勝に第2シードの上地結衣(三井住友銀行)/ジョーダン・ワイリー(イギリス)が登場。3番コート第3試合でコタツォ・モンジャニ(南アフリカ)/ルーシー・シューカー(イギリス)ペアと対戦する。

そしてジュニアの部では、磯村志(やすいそ庭球部)がサミール・バナージー(アメリカ)とのペアで、12番コート第3試合(日本時間21時半以降開始)で行われる男子ダブルス準決勝に出場する。

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