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2021.08.02

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ベンチッチ、単複で2つのメダルを獲得し笑顔「一人で戦っていると感じなかった」[東京オリンピック]

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Photo by Getty Images

ベンチッチ、ともに戦ったもう一人のスイス選手に感謝

東京オリンピックテニス競技、女子シングルスでは、ベリンダ・ベンチッチ(スイス/世界ランク12位)が、マルケタ・ボンドロウソワ(チェコ(チェコ/同42位)を7-5、2-6、6-3で下し、スイス人女性として初めて金メダルを手にした。

【画像】フェデラー、ベンチッチの優勝を祝福!&女子単複ドロー

第6シードとして今大会に臨んだベンチッチは、初戦で全豪オープンベスト8のジェシカ・ペグラ(アメリカ/同27位)、2回戦で土居美咲(ミキハウス/同93位)をストレートで下すと、3回戦で全仏オープン覇者の第8シード、バルボラ・クレチコワ(チェコ/同11位)に逆転勝ち。これで勢いづき、準々決勝で第13シードのアナスタシア・パブリチェンコワ(ロシア/同18位)、準決勝のエレナ・リバキナ(カザフスタン/同20位)、そして決勝のボンドロウソワとフルセットの接戦をものにした。

そして、シングルスだけでなくビクトリア・ゴルビッチ(スイス/同49位)と組んだダブルスでも決勝に進んだベンチッチ。残念ながらチェコのカテリーナ・シニアコワ/クレチコワに5-7、1-6で敗れたものの、表彰では2人で手を取り表彰台に上ると、晴れやかな笑顔を見せ、互いに銀メダルを首に掛け合い抱擁した。

ITF(国際テニス連盟)は、公式サイトでベンチッチのコメントを掲載。「メダルやタイトルだけでなく、永遠に残る思い出を作ることが大切。ビキ(ゴルビッチ)と一緒にこのことを分かち合えるなんて信じられない。この1週間、普通の大会でも、一人で戦っているとも感じなかったの。彼女はずっと私と一緒にいてくれたからね。だから、彼女にこの金メダルも共に獲ったものだと言っているわ」と、もう一人のスイス選手であるゴルビッチの支えがあったからこそ得ることができたメダルだとした。

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