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2021.08.11

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西岡良仁、ティアフォーのサービスゲームを崩すことができず初戦敗退 [ナショナル・バンク・オープン]

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Photo by Getty Images

西岡良仁、3年ぶり2度目の同大会本戦入りも初戦敗退

8月10日、「ナショナル・バンク・オープン」(カナダ・トロント/ATPマスターズ1000)シングルス1回戦が行われ、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク57位)は、フランシス・ティアフォー(アメリカ/同52位)と対戦。4-6、3-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。

【画像】錦織圭、西岡良仁らが出場「ナショナル・バンク・オープン」シングルスドロー(組み合わせ)

先週行われた「シティ・オープン」(アメリカ・ワシントンD.C./ATP500)1回戦、西岡は「足の力が抜けるような感覚があった」と第2セット途中で棄権したものの、翌日には練習を開始。今大会は、予選からの出場となったものの、マイケル・モー(アメリカ/同180位)、フェリシアーノ・ロペス(スペイン/同97位)をいずれもストレートで下し、3年ぶり2度目の同大会本戦入りを果たしている。

この日の試合、西岡は試合序盤から安定したストロークを見せ、ティアフォーのミスを誘ってサービスキープを続ける。対するティアフォーも大事なところでサービスエースを決めるなど要所を締めて、西岡にチャンスを与えず。互いにサービスキープを続けて迎えた第10ゲーム、西岡はボレー、ストロークとミスが出てしまい、サービスゲームを破られて、第1セットを4-6で失った。

続く第2セット、ティアフォーの速い展開の前に、西岡はチャンスを作ることができない。第2ゲームで許したリードを取り返すことができず、ストレートで敗れた。

試合後、西岡は「4-4の0-30でのリターンがもったいなかった。あそこで取れていたら展開は違ったかもしれない」と悔いたものの、「彼(ティアフォー)がいいプレーしていたので厳しかった。終始、彼が安定していいショットを打って、彼のサービスゲームでチャンスもなかった」とティアフォーのプレーを称えた。

次戦は、2019年に錦織圭(日清食品/同55位)らを破ってベスト8入りした「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・シンシナティ/ATPマスターズ1000)に出場予定。「プレーは悪いと思わないが、ここ何試合か思い切りに欠ける。アグレッシブ性に欠け出しているので、そこが自分の中で怖いところ」と不安要素があるとした西岡だが、「勝てるところまで勝ちたいが、こればかりはドロー運もある。予選と言えどもタフになってくるので、簡単ではない。テニスが悪いという感覚ではないので、自信を持って戦う大会だと思う」と、前を向いて戦っていきたいとした。

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