close

2021.08.31

選手情報

ハレプがジョルジにストレート勝ち。全豪以来のGS勝利に「スーパーハッピーよ」[USオープン]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

写真提供:ゲッティ イメージズ

故障後初のグランドスラム勝利を果たしたハレプ

現地8月30日のUSオープン初日、女子1回戦で第12シードのシモーナ・ハレプ(ルーマニア/世界ランク13位)は、カミラ・ジョルジ(イタリア/同36位)と対戦。全豪オープン以来となるグランドスラムとなったが、6-4、7-6で勝利した。

【動画】ハレプ×ジョルジUSオープン1回戦ハイライト集


ジョルジは、8月「ナショナル・バンク・オープン」(カナダ・モントリオール/WTA1000)で今シーズン初優勝したばかり。それもあってハレプは「彼女が自信を持って大会に臨んできていることがわかっていた。だから、11時からの第1試合というのも嫌だなと思っていた」と思っていたという。

実際、試合はどちらに流れが傾くかわからない激しい打ち合いとなったが、両セット共に先にブレークを奪ったのはハレプだった。

5月中旬、「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/WTA1000)で痛めた左ふくらはぎではなく、右太ももにテーピングをしてプレーしたハレプは、フットワークもよく、ジョルジの「速くて深いショット」にも対応。第1セットを6-4で先取する。第2セットは2ブレークずつ奪い合って、タイブレークにもつれたが、7-6(3)で勝利を収めた。

記者会見では、「まず勝つことができて、スーパーハッピーよ。それこそが重要なこと。試合の最後は、戸惑ったけれど、2回戦に進むことができて幸せよ」と全豪以来となるグランドスラムでの勝利を喜んだハレプ。「前週の大会よりサーブはよかったと思う。足の問題で動けない間にいっぱい練習した」というファーストサーブでは、83%という高いポイント獲得率を記録した。

気になる太もものテーピングについては「数日前、テーピングなしで30分間練習をしてみたけど、痛みは残っている。メンタル的なものもあるかもしれないけど、まだ痛みがある。フィジオに相談をしながら、やっているわ」と現状を説明している。

【特集】USオープン2021の記事はこちら

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録