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2021.09.06

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18歳のアルカラスが躍進! 3時間半の激闘制してベスト8「チチパス戦のことは考えないようにしていた」[USオープン]

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ベスト8のアルカラス、グランドスラムで初の2週目へ「興奮している」

9月5日、USオープン男子シングルス4回戦、カルロス・アルカラス(スペイン/世界ランク55位)が、ピーター・ゴヨブチック(ドイツ/同141位)を5-7、6-1、5-7、6-2、6-0のフルセットで下し、グランドスラム初のベスト8入りを果たした。

【動画】18歳のアルカラスがまたもフルセットマッチを制し4回戦進出! マッチハイライト

今シーズン、全豪オープンで予選を突破し初めてグランドスラム本戦入りを果たしたアルカラスは、全仏オープン、ウィンブルドンでも本戦に出場。最高成績は3回戦だった。

今大会では、初戦でいきなり第26シードのキャメロン・ノリー(イギリス/同29位)を破ると2回戦も勝利。そして、ハイライトともなった3回戦では、第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ/同3位)との4時間7分の激闘を制し、グランドスラムでの最高成績を更新していた。

この日の相手は、予選から6試合を勝ち抜いてきたゴヨブチック。第1セットを4度のブレークで先取されたアルカラスは、相手の勢いを止めてあっさりと第2セットを奪い返す。互いにミスの多くなった第3セット、4-5のゴヨブチックのサービング・フォー・ザ・セットでブレークし追いついたアルカラスだったが、直後のサービスゲームをキープできず。再びリードを許してセットを落とした。

それでも第4セット以降は、疲れの出てきたゴヨブチックを左右に動かし、ミスを引き出して計6度のブレークに成功。自身のアンフォーストエラーも第4セット4本、ファイナルセット3本に減らし、準々決勝へコマを進めた。

会見の一言目には、「初めて2週目を迎えることができて、とても興奮しているよ。夢のようだ」と語ったアルカラス。「ピーターが良い選手だというのはわかっていた。だから、チチパス戦のことは考えないようにしていた。タフな試合になると分かっていたよ。毎日が新たな一日として、過去のことを忘れて次の試合に集中しないといけない」と気を引き締めて、この試合に臨んだという。

それでも、チチパス戦の疲れから1セット目から体力的、メンタル的に限界を達していた。第4セット途中には、メディカル・タイムアウトを取り、左太もものマッサージを受けた。そんな時に支えとなったのが、観客の存在だ。

「この状況では観客の存在がとても大きかった。彼らのエネルギーが、僕を後押ししてくれるのを感じた。彼らがいなければ、僕はここにいることはできなかった」と、応援してくれた観客に感謝した。

準々決勝でアルカラスは、第12シードのフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/同15位)と対戦。ランキングに差こそあれど、将来のテニス界を担うとされる2人の若手の戦いとなる。グランドスラム初のベスト4をかけた戦いはどちらに軍配が上がるのだろうか。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma

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