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2021.09.07

選手情報

18歳の快進撃は続く、ラドゥカヌ完勝で8強入り[USオープン]

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ロジャーズを圧倒したラドゥカヌ

現地9月6日、女子シングルス4回戦、今大会の台風の目となっている18歳、エマ・ラドゥカヌ(イギリス/同150位)は、シェルビー・ロジャーズ(アメリカ/同43位)と対戦。6-2、6-1と圧倒して勝利を収めた。

【動画】ラドゥカヌ×ロジャーズ4回戦ハイライトはこちら


対するは、3回戦で第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア/世界ランク1位)を撃破したロジャーズ。調子の波に乗っているうえ、アーサー・アッシュ・スタジアムでアメリカ人がプレーするとあって、ラドゥカヌにとって、タフな試合になると予想されていた。

第1セット第1ゲーム、ラドゥカヌは12ポイントの末にいきなりブレークを許してしまう。並みの18歳なら、これで流れに飲まれてしまうだろう。

ところが、ラドゥカヌは、ここからプレーがよくなっていく。第4ゲーム、第6ゲーム、第8ゲームとロジャーズから3ブレークを奪って6-2で第1セットを奪取。続く第2セットでもラドゥカヌが圧倒し、2ブレークを奪うと、6-1で締めて予選から含めて7試合連続ストレート勝利を収めた。

「彼女は非常に経験豊富な対戦相手なので、今日は頑張らないと思っていた。初めてアッシュ(センターコート)でプレーするので、最初は少し神経質になっていた。どうやって心を落ち着かせて、最終的に勝利に辿り着くレベルに持っていったか、自分を誇りに思うわ(笑)」と試合を振り返ったラドゥカヌ。

試合中は、ロジャーズと共に大声援を受けてプレーすることになった。「私はアメリカでのパフォーマンスに非常に自信を持っているし、満足している。試合ごとに良くなっているように思う。水曜日(準々決勝で)、どんな試合ができるか楽しみ」とラドゥカヌ。準々決勝では、東京オリンピック女子シングルス金メダリストで第11シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス/同12位)と対戦となる。その試合に向けて、「非常に難しい試合になると思う。チャンスがあれば、いいテニスをしたい」と笑顔で語った。

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