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2021.09.09

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18歳ラドゥカヌが4強入り、予選勝者として大会史上初の快挙[USオープン]

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東京五輪金メダリスト、ベンチッチを撃破したラドゥカヌ

もう1人のティーンエイジャーの物語も、まだ終わらない。現地9月8日、USオープン女子シングルス準々決勝、今大会の台風の目となっている18歳、エマ・ラドゥカヌ(イギリス/同150位)は、東京五輪女子シングルス金メダリストで第11シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス/同12位)に対して、6-3、6-4で勝利。グランドスラム2大会目にして、ベスト4進出という快挙を成し遂げた。予選勝者のベスト4は、1968年のオープン化以降のUSのオープンで男女を通じて初の快挙である。

【動画】ラドゥカヌ×ベンチッチ準々決勝ハイライトをチェック


試合はラドゥカヌのサーブからスタート。すると、ベンチッチは持ち味である速いテンポのストロークでポイントを重ねて、いきなりブレークされてしまう。直後のゲームも、ベンチッチは主導権を握ってキープする。

ラドゥカヌは、速いテンポに対応できていない。そう思われたたが、わずかな間にアジャストしてくる。
「彼女のボールスピードに不意を突かれた。調整して適応する必要があった」とラドゥカヌ。1-3で迎えた第5ゲームをラブゲームでキープすると、続くベンチッチのサービスゲームでしっかり粘りながら、ラリーの中で強打を放っていくと、ブレークバックに成功。さらに第8ゲームでもブレークし、第1セットを6-3で先取する。

今大会で初めてセットを落としたベンチッチ。第2セット第2ゲームで、3度ブレークチャンスを握ったが、いずれも凌がれてしまう。これが、最後のブレークチャンスだった。2オールで迎えた第5ゲームで、逆にラドゥカヌにブレークを許したベンチッチに、その後、ブレークチャンスは訪れず。第2セット6-4、ラドゥカヌがストレートで勝利した。

この試合、ベンチッチのアンフォーストエラーは21本、対するラドゥカヌは12本となったほか、セカンドサーブでのポイント取得率はベンチッチ43%、ラドゥカヌが57%と差がついている。



いいスタートを切ったベンチッチだったが、準々決勝で敗退


記者会見でラドゥカヌは「勝つことができてうれしいわ。ベリンダ(ベンチッチ)は、おそらくスポーツで最大のイベントであるオリンピックで金メダリストを取った選手。素晴らしい対戦相手だから、とても難しい試合になるとわかっていた。(試合の)最初、彼女のボール速度に慣れるのに調整が必要だった。どれほど彼女が攻撃的だったことか。でも、調整することができたら、あまり焦ることなくなって落ち着いた。最終的に、勝つ術を見出したけど、レベルの高いベンチッチとの対戦は、とても難しかった」と振り返っている。

準決勝では、ナイトマッチで行われる第10シードのカロリーナ・プリシコワ(チェコ/同4位)対第17シードのマリア・サッカリー(同18位)の勝者と対戦する。

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