あなたには、こだわりがある?今回は、おすすめのテニス用ソックスを紹介人間の“あし”を表す漢字には、「足」「脚」とある(肢を使うケースも)。ご存じのとおり、「足」は足首からつま先まで、「脚」はその上。骨盤から足首までを指すという。ちなみに「足」は形をそのまま描いた象形文字、「脚」は左から肉、両手両足を広げた人、ひざまづく人と3つを組み合わせた会意兼形声文字(2つ以上の漢字を組み合わせ+意味を表す漢字と音・読みを表す漢字の組み合わせ)に当てはまるという。
テニスのみならず「足」は人間にとって重要である。“立つ”“歩く”“衝撃を吸収する”という基本的役割があるほか、“第2の心臓”と言われるように、血液を押し上げて戻すポンプの役割を担っている。ウォーキングが健康にいいと言われる理由の一つである。テニスでも重要!人間の足には大切な「3つのアーチ」があるさて、人間の足には3つのアーチがあり、衝撃吸収およびバネの役割を果たしているということをご存知だろうか。最も知られているのは「前後のアーチ」だろう。土踏まず部分が迫り上がっていることで弓形になっている。もう一つは、前から見るとわかる「左右のアーチ」(親指〜小指)、3つ目は後足部外側から小指にかけてある「斜めのアーチ」だ。
“扁平足の人は疲れやすい”と言われるのは、衝撃吸収がしづらく、バネも使いにくいから筋肉をより酷使してしまうため。ただアーチがある人なら大丈夫かというと、そうでもない。疲労によってアーチは崩れるため、衝撃吸収力が落ち、バネが使いにくくなる。疲れている時に、故障が起きやすいのは、そんな理由もある。“バネを使う”と書いたが、それはテニスでも非常に重要だ。足を含めた下半身には、全身の筋肉の7割がある。体勢が十分であればだが、地面を蹴り、それをスイングの力に転化することで、より強いボールを打つことができるわけだ。ちなみに、プレー中、ヒザがつま先より前に出てしまうと、下肢の筋肉は使いにくくなる。そういう方は、お尻を引き、上体を立てる意識を持ってみるといい。シューズにこだわりがある方はソックスにこだわらないと意味がないさて、あなたは「ソックス」にこだわりがあるだろうか。テニスではフットワークが重要であることは言わずもがな。だからこそシューズにこだわる人も多いわけだ。“幅広がいい”、逆に” 幅が狭いほうがいい”、“柔らかいほうが好き”、“硬いほうが好み”、体の違い、プレーの違い、趣向もあって、その好みは人それぞれである。ただし、プレーという観点からいうと、何より「自分の足にフィットすること」が大切だ。大きめのシューズを選ぶと、動き出しでギャップができることになるし、止まる際にもシューズないで足が動いてしまう。最悪、内反ねんざなど足のトラブルが起きてしまいかねない。
パフォーマンス、安全、足元にはそれだけ気配りをすることが大切。盲点といってもいいのが「ソックス」だろう。せっかく、いいシューズを見つけても、足とシューズの接点となるソックスがダメだったら、フットワークに影響する。
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