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2021.10.01

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シャポバロフ、6本のセットポイントを守り切りベスト8「アクセルを踏み続けることが大切」[サンディエゴ・オープン]

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シャポバロフ、第1セット先取で勢いづきフリッツにストレート勝ち

9月30日、「サンディエゴ・オープン」(アメリカ・サンディエゴ/ATP250)シングルス2回戦が行われ、第4シードのデニス・シャポバロフ(カナダ/同13位)が、テイラー・フリッツ(アメリカ/同39位)を7-6(7)、6-2で下し、ベスト8入りを果たした。

【動画】シャポバロフがフリッツを下しベスト8! マッチハイライト

第1セット、第4ゲームでストロークのミスが続いてフリッツにリードを許したシャポバロフだったが、第7ゲームでブレークバックに成功。5-6で迎えた第12ゲームには、2本のセットポイントをしのいで試合をタイブレークに持ち込んだ。

だが、そのタイブレークでも劣勢が続いたシャポバロフ。3-6とセットポイントを握られた場面では、ドロップボレーが甘くなったが、これをフリッツがバックハンドをネットにかける痛恨のミス。助けられた形となったシャポバロフは、この後、自身のサーブポイントを守り切るとともに、2度のミニブレークに成功。結局、計6本のセットポイントを握られたシャポバロフは、これを守り切って第1セットを7-6(7)で奪った。

これで勢いづき、第2セット第2ゲームでブレークに成功すると、5-2の第8ゲームでもフリッツのサービスゲームを破って、シャポバロフが準々決勝進出を決めた。

試合後、シャポバロフは「タフなセットになった時、そのセットを取るとすごく助けになる。あれを落としてしまうと勢いが落ちるんだ。アクセルを踏み続けることが大切だった」と、第1セットを取れたことが勝因だとした。

自己最高ランキングで10位を記録しているシャポバロフだが、キャリアタイトルは2019年10月のATP250ストックホルム大会の1勝のみ。2年ぶりのツアー2勝目に向け、準々決勝では、ノーシードのキャメロン・ノリー(イギリス/同28位)と対戦する。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma