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2021.11.26

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ラドゥカヌに新たな勲章! 英国紙のスポーツウーマン・オブ・ザ・イヤーに選出

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ラドゥカヌ、44年ぶりにイギリス人女性としてグランドスラム制覇

女子テニスに現れたニューヒロインに新たな勲章が加わった。11月25日、イギリスのサンデー・タイムズ紙は、9月のUSオープンでグランドスラム初優勝を果たしたエマ・ラドゥカヌ(イギリス/世界ランク19位)を「スポーツウーマン・オブ・ザ・イヤー」に選出した。

【画像】ラドゥカヌ、2枚の写真でシーズンを振り返る

19歳のラドゥカヌは、7月のウィンブルドンでグランドスラム初出場にしてベスト16に進出。4回戦では呼吸困難で棄権となったが、今年最後のグランドスラムとなったUSオープンで予選からセットを落とすことなく10連勝を飾り、1977年のバージニア・ウェイド氏以来、44年ぶりにグランドスラム制覇を成し遂げた。この活躍が高く評価され、同紙では、「エマ・ラドゥカヌはUSオープンで歴史に残る活躍をし、母国の多くの女性に勇気を与えてくれた」と称賛。受賞に至ったという。

一気にトップスターへの階段を登ったラドゥカヌは、その後、ジュエリーブランド「ティファニー」や高級ファッションブランド「ディオール」のアンバサダーに就任。テニス以外にも活躍の場を広げている。

シーズン後半は苦戦が続いたが、今月初めにはアンゲリーク・ケルバー(ドイツ)を世界ナンバーワンに導いた名伯楽、トーベン・ベルツ氏がコーチに就任。ラドゥカヌは、「プレシーズンから来年にかけて一緒に仕事ができることを楽しみにしている」と語っている。新たなコーチとともに、来年はどのような戦いを見せてくれるのだろうか。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma