全豪11日目は、男女準決勝が行われた
男子は2試合連続フルセット勝ちのR.フェデラー(スイス)と初戦以外はストレート勝ちのN.ジョコビッチ(セルビア)の対戦。第1ゲームからデュースが続く展開に。その中で、キープをしたフェデラーは、第2ゲームで早くもジョコビッチからブレークを果たす。5-3で迎えたフェデラーのサービスゲーム、1ポイント目でダブルフォールトを犯すと、ジョコビッチは集中力を高め、ラブゲームでブレークバック成功。タイブレークではフェデラーを1ポイントに抑え、第1セットを奪った。
ここでフェデラーは、問題が発生した腰の治療のため、メディカルタイムアウトを取る。途中棄権とまではいかなかったものの、その後は一貫性を欠いたプレーとなってしまう。7-6(1)、6-4、6-3、通算50度目の対戦はジョコビッチが勝利した(ジョコビッチの27勝23敗)。ジョコビッチは、2年連続8度目の全豪制覇に向けての決勝となる。
女子シングルス準決勝の結果は以下のとおり。明後日の決勝はケニンとムグルザの戦いとなった。
S.ケニン(アメリカ)2-0A.バーティ(オーストラリア)
G.ムグルザ(スペイン)2-0S.ハレプ(ルーマニア)
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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma
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