シングルスは準々決勝。
デイセッションに登場のR.フェデラー(スイス)は、T.サングレン(アメリカ)と対戦。3試合ぶりに第1セットを奪ったが、サングレンのパワフルなショットにミスが出てしまう。第2セット、第3セットを共に2-6で奪われ、後が無くなった第4セットはキープ合戦となってタイブレークへ。そのタイブレーク、サングレンのサーブ、ショットに苦しんで3-6と相手のマッチポイントを迎えてしまう。そして前試合、J.ミルマン(オーストラリア)との壮絶なタイブレークを制しているフェデラーが、またもここから逆転劇を見せる。10-8で第4セットを奪うと、勢いのままに第5セットを6-3で奪取。2年ぶりのベスト4進出を決めた。
その相手となるのは、N.ジョコビッチ(セルビア)。
今大会好調ぶりを見せていたM.ラオニッチ(カナダ)だが、万全のテニスでジョコビッチがストレート勝ち。準決勝で、フェデラーとの通算50回目の対決が決まった。
一方、女子シングルス準々決勝はS.ケニン(アメリカ)がO.ジャベール(チュニジア)を、A.バーティ(オーストラリア)がP.クビトワ(チェコ)にストレート勝ちとなっている。
写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma
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