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2021.12.31

選手情報

「ジョコビッチは全豪を目指すと言っていた」、ATPカップチームメイトのラヨビッチが明かす

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ジョコビッチは「全豪オープンを目指すと言っていたんだ」

12月30日、ATPカップの記者会見が行われてセルビアチームが登場。29日に、今大会の欠場が発表されたノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク1位)について、チームメイトのドゥサン・ラヨビッチ(同33位)が、「彼は、ATP(カップ)には行かないで、全豪オープンを目指すと言っていたんだ」と明かした。

【動画】2021年大会のジョコビッチのプレー動画をチェック

【動画】ジョコビッチATPカップ欠場を発表したプレスリリースがこちら


チームメイトと出席した記者会見でラヨビッチは、「残念ながら、彼はここに来ることができないんだ。でも、僕らと同じように、彼もここに来てくれることを望んでいたと思うよ。僕らと同じように、何とかしてここに来たいと思っていたと思う。彼は、ATP(カップ)には来ないで、全豪オープンを目指すと言っていたんだ」とコメント。ジョコビッチは、全豪オープンのための渡航許可を望んでいると語った。

全豪オープンの開催地メルボルンがあるビクトリア州では、出場選手に対して完全なワクチン接種を求めている。しかし、ジョコビッチは、“ワクチン接種を受けたかどうかはプライベートな問題で不適切な問い合わせだ”と接種したかどうかを明らかにはしていない。

ちなみにオーストラリア政府発表の情報によると、国内での接種が認められているのがファイザー、アストラゼネカ、モデナ、ヤンセンの4社のワクチンで、コロナバック(シノバック)、COVIDシールド(アストラゼネカ-インド血清研究所)、BBIBP-CorV(到着時60歳未満許可/中国シノファーム社)、コバキシン(バーラト・バイオテック)の接種も入国を認めるワクチンとなっている。これらのワクチンの内、ヤンセンだけは、1回接種で完全なワクチン接種と見なされる。

また、テニス・オーストラリア(協会)のクレイグ・タイリーCEOは、医学的理由で選手がワクチン接種免除を申請した場合は、独立委員会が審査のうえ出場の可否を決めると発表している。もし、ジョコビッチが医学的理由で未接種ならば、こちらの審査を通らなければならない。

“全豪オープンを目指す”と語っていたというジョコビッチ。その出場は叶うのか、今後の動向に注目である。

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Photo by Takeo Tanuma