齋藤咲良選手(MAT)が、またも殊勲の結果を残した。12月22日、世界三大ジュニア選手権の一つ「第58回ジュニアオレンジボウル国際テニス選手権」14歳以下女子の部で、3位になったのだ。
「富士薬品セイムス ワールドチャレンジプログラム」のメンバーとして海外遠征中の齋藤咲良選手が、エディー・ハー国際ジュニア選手権 14歳以下女子の部で単複準優勝を果たしたことは先日お伝えしたばかり(こちらの記事をCHECK)。
そのエディー・ハーに続き、出場したのが「Jr.オレンジボウル」である。テニス好きなら誰しもがその名を知っている大会。毎年12歳以下、14歳以下、各男女シングルスのみが行われ、過去にはR.フェデラー、A.マレー、J.M.デルポトロ、錦織圭、M.シャラポワ、C.ウォズニアッキら(現役選手のみ列挙)も出場しているとおり、“将来のトッププロが集う大会”として世界の注目が集まる大会である。
今回大会も齋藤選手は昨年に続き、“トッププロを目指す女子を応援する”『富士薬品セイムス ワールドチャレンジプログラム』の海外遠征として参加。
現在13歳ながら、14歳以下女子の部に第17シードとして出場。予選からスタートしたエディー・ハーとは異なり、本戦からの出場とあって、フルスロットルで臨めたか、初戦となる対アブドゥライバの試合を6-0,6-0とダブルベーグルで勝利。そして同プログラムの仲間でありライバルである木下晴結(LYNX Tennis Academy)、一つ年齢が上の小林杏菜(海の中道M&T)に勝利してベスト16にコマを進めると、4回戦(モヤノ戦)を6-1,6-0、準々決勝(El Aouni戦)を6-4,7-5で倒してベスト4入りを果たした。続く準決勝では地元ヤコフに敗れたものの、3位は殊勲の結果と言える。
ちなみに『富士薬品セイムス ワールドチャレンジプログラム』では、昨年木下が12歳以下の部で同じく3位入賞を果たしている。同プログラムのサポートが、着実に実を結んできていることがわかる結果と言えるだろう。
2020年1月には、テニスヨーロッパ最高峰の大会「プチザス」への遠征も予定されている。世界の頂点を目指す齋藤選手の戦いに今後も注目したい。
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