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2022.01.17

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西岡良仁、スランプの苦悩を語る。「この2年間で結果出なかったら多分引退する」[全豪オープン]

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写真提供:ゲッティ イメージズ

テニス人生最大のスランプに遭遇している西岡

1月17日、今年最初のグランドスラムである全豪オープン大会初日、男子シングルス1回戦で予選勝者のラドゥ・アルボット(モルドバ/同124位)に敗れた西岡良仁(ミキハウス/世界ランク119位)が記者会見で、「勝ち方のイメージが湧かない」と苦悩を語った。

【動画】試合前に投稿していた西岡の練習動画

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会見の冒頭、「お互いにやりたいこと、プレーはわかっている中での戦い。ただ、去年はあまりいいプレーができなかったし、勝ち星も少なかったので、自信がない。自分に何ができるのかわからなかった。今は、テニスをしていても自信がないんです。彼はとてもいいプレーをしたけれど、僕はそれほどでもなかった。わからないんです。今、私はコート上で何ができるのかわからない。それが負けた理由です」と語った西岡。

とはいえ「練習では、別に悪くないし、逆に非常にいい状態だし、調子も悪くない」のだという。ただ「今、試合での勝ち方というのがまったくわからない。試合をやっていて、すごく、勝てるイメージがない。ポイントをやっていても取れるイメージではない。ミスをするようなボールでなくても、ミスをするイメージが湧いてきてしまう。それをどう払拭するかわからない。普通のテニスをやれれば勝てるけど、その普通のテニスがわからない。どうやって点を取って、どうやって勝つのかがまったくわからない」と迷い道に入っていると心境を語った。

昨年8月中旬、西岡はATPマスターズ1000シンシナティ大会で右手首を痛めている。そのケガ以前と比べると「まちがいなく、バックハンドが打てなくなった。その弱点ができた。絶対的な自信があったバックハンドが弱くなってしまった」と現状を語る。

「過去になかったこと。ジュニア時代から今まで通して、ケガを抜かして12年くらいの間で、勝てなかった年は一切なかった。平均的に勝ちつづけてきた。勝てない時期がなかった分、(今は)なんで勝てないのか、本当にわからない。もちろん、理由はいろいろあるけど、そこが良くなったからといって勝てるのかというと、そのイメージもできない。今までにない感覚で、どうやって抜けていくのか、経験したことがないので抜け出し方がわからない」と過去に経験がなく、対処がわからないとした西岡は、「僕はあと2年だと思っています。ランキングが落ち続けたら、自分はやる気なくなってしまうと思う。この2年間で結果出なかったら、多分引退することになると思う」と衝撃的な言葉も飛び出した。

テニス人生最大のスランプに遭遇している西岡、なんとか上昇のきっかけを掴んでほしいもの。今後は、隔離がある日本には帰国せず、そのままアメリカのチャレンジャーツアーに挑むという。



■全豪オープン2022
日程/2022年1月17日(月)〜30日(日)
開催地/オーストラリア・メルボルン:メルボルンパーク
賞金総額/7,500万豪ドル(約62.7億円)
男女シングルス優勝賞金/440万豪ドル(約3.7億円)
サーフェス/ハード
試合球/「ダンロップオーストラリアンオープン」

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