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2022.02.10

選手情報

クレーコート12連勝! ルード、ツアー初優勝を飾った大会で白星「良いスタートが切れた」[アルゼンチン・オープン]

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ルード「今日の勝利は自信になる」

2月9日、「アルゼンチン・オープン」(アルゼンチン・ブエノスアイレス/ATP250)で第1シードのキャスパー・ルード(ノルウェー/世界ランク8位)が、ロベルト・カルバレス・バエナ(スペイン/同78位)を7-6(2)、6-3で破り、準々決勝に進出。2度目のタイトルへ向けて、好スタートを切った。

【動画】ルード、得意のクレーコートで12連勝! マッチハイライト

今シーズン開幕戦の「ATPカップ」に出場したものの、足首の負傷により全豪オープンを欠場したルード。昨年7月以来となる得意のクレーコートでの復帰を果たした。

この日の試合、高い弾道のショットを丁寧に使ってゲームを組み立てるルードは、先にリードを許したものの、すぐさま追いつくとタイブレークでは2度のミニブレークで第1セットを先取。続く第2セットでも互いに1度ずつブレークして迎えた第7ゲームから3ゲームを連取して、復帰戦を飾った。これで昨年7月のATP250バスタッド大会から3大会連続優勝から続くクレーコートでの連勝を12(相手の棄権含まず)に伸ばしている。

試合後、久しぶりのクレーコートでの戦い方にまだまだすべきことがあるとしながらも、「良いスタートが切れたよ。半年ぶりのクレーコートでのプレーはすべてが新鮮だった」とコメントしたルード。

ツアー6勝のうち5勝をクレーコート大会で挙げており、勝率も7割越え。今大会は2020年にツアー初優勝を飾った大会で、2年ぶりの出場である。

「ブエノスアイレスでは、とてもいい気分だよ。ここで優勝した時は驚きの連続だった。僕も若かった」と当時を振り返った。

「この数週間はケガの影響で大会に出られないこともあったが、今日のような勝利は自信になるし、大事な場面でもよいプレーができると思う。最初は少し緊張したけど、自分のキャリアの中でタイトルを守りたいと思ったのは初めてだ」と、同大会2度目のタイトル獲得へ向け、気合いを入れた。

準々決勝では、フェデリコ・コリア(アルゼンチン/同65位)と対戦する。

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