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2022.02.12

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オジェ・アリアシムがノリーに競り勝つ。ツアー初優勝に向けて4強入り [ABNアムロ世界テニス・トーナメント]

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難しい試合を制し、ベスト4進出のオジェ・アリアシム

現地2月11日、「ABNアムロ世界テニス・トーナメント」(オランダ・ロッテルダム/ATP500)シングルス準々決勝、第3シードのフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/世界ランク9位)が、第6シードのキャメロン・ノリー(イギリス/同13位)と対戦。7-5、7-6(4)で勝利し、準決勝進出を果たした。

【動画】オジェ・アリアシム対ノリー準々決勝ハイライトをチェック

試合は第1ゲームからロングラリーが続く展開に。キープが続いていく。試合が動いたのはニューボールでスタートした第8ゲーム。オジェ・アリアシムのストロークがコート深くに決まってノリーにミスが出て、ブレークに成功する。しかし、直後のサービング・フォー・ザ・セット、オジェ・アリアシムは3本のダブルフォールトを犯してブレークバックを許す。それでも、6-5で迎えた第12ゲーム、ラリーで主導権を握ってブレーク。7-5でセットを先取する。

第2セットは、1ブレークずつ奪い合ってセット終盤へ。第12ゲーム、オジェ・アリアシムは、2本のマッチポイントを迎えるが、ここでは決まらず。ノリーがキープして、タイブレークに持ち込む。しかし、そのタイブレーク、オジェ・アリアシムが先にミニブレークを奪う展開となって7-6(4)。ベスト4進出を決めた。

「大きな大会では、簡単な試合はない。今日は、かなりボールを強く叩くことができたと思う。連続してダウン・ザ・ラインを狙ったけど、返球されたし、カウンターも打たれてしまった。辛抱強くチャンスを待つしかなかったね。今日は、サーブがとてもうまくいって、多くのポイントを獲ることができたし、彼にもプレッシャーを与えることができたと思う」と語ったオジェ・アリアシム。この試合では、なんと46本ものウィナーをマークしている(ノリーは14本)。

準決勝では、前回覇者の第2シード、アンドレイ・ルブレフ(ロシア/同7位)と対戦するが、これまで0勝2敗と分が悪い。これまで8度、ツアーの決勝に駒を進めているが、いまだ優勝はなし。今季はスタートからずっと好調をキープするオジェ・アリアシム、ルブレフに初勝利して決勝進出なるか。次戦も注目ゲームとなる。

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