close

2022.02.17

選手情報

シナーがコーチングチームとの関係解消を発表「僕のために尽くしてくれたことすべてに感謝したい」

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

シナーがコーチングチーム一新を決意

2月17日、ヤニック・シナー(イタリア/世界ランク10位)はSNSを更新し、名伯楽のリカルド・ピアッティ氏を含むコーチングチームとの関係を解消すると発表した。

【SNS】シナーのメッセージがこちら

「長年に渡って共に成功を収めてきたコーチングチームと別れることにした。リカルド、ダリボル、クラウディオ、アンドレア、クリスティアン、そしてガイアには、キャリアの最初から今まで、僕のために尽くしてくれたことすべてに感謝したいと思う。特にリカルドには、僕のテニスの一部となるようなことをたくさん教えてもらった。多くの特別な思い出を作ることができ、一緒に過ごした時間をいつでも懐かしく振り返ることができます」とSNSにメッセージを投稿したシナー。

ピアッティ氏は、これまでマリア・シャラポワやノバク・ジョコビッチ、イワン・リュビチッチなどのコーチを歴任しており、シナーが13歳の時にピアッティ氏の協力者に見出され、ピアッティ・テニスセンターでトレーニングをスタート。以来、ピアッティ氏がメインコーチを務めてきた。

2019年にイタリア・ミラノで開催された「Next Gen ATPファイナルズ」にワイルドカード(主催者推薦)で出場すると、出場選手中一番下のランキングながら優勝。翌年には、錦織圭以来の若さとなる19歳2ヵ月でツアー優勝を果たすと、昨年は4つのタイトルを手にして自己最高となる9位を記録している。

今シーズンは、男子国別対抗戦「ATPカップ」でスタートさせ、イタリアはラウンドロビンで敗れたが、シナーはシングルスで全勝。全豪オープンでは、準々決勝でステファノス・チチパス(ギリシャ/同4位)に完敗を喫したものの、2020年全仏オープン以来となるグランドスラム2度目の8強入りを果たしていた。

シナーは、新型コロナウイルス陽性反応が出たために、先週行われていたATP500ロッテルダム大会と今週開催のATP250マルセイユ大会を欠場。21日より行われるATP500ドバイ大会で復帰する予定となっている。

【関連記事】シナー、育ての親である名伯楽ピアッティと関係解消か。次のコーチ候補にはワウリンカの元コーチ

【関連記事】20歳シナー、デミノーとの打ち合いを制して全豪初のベスト8[全豪オープン]

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma