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2022.02.23

選手情報

西岡良仁逆転勝ちで1回戦突破、40歳ロペスとの左利き対決を制す [メキシコ・オープン]

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西岡が、逆転勝ちで2回戦進出を決める

現地2月22日、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク103位)は、ATP500「メキシコ・オープン」(2月21日〜26日/メキシコ・アカプルコ)シングルス1回戦で、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の40歳、フェリシアーノ・ロペス(スペイン/同114位)と対戦。2-6、6-0、6-4で逆転勝利を果たし、2回戦進出を果たした。

【動画】西岡良仁対ロペス、勝利の瞬間をチェック

左利き同士となった戦い、ロペスは開始から積極的にネットに出てプレッシャーをかけてきたのに対して、西岡はベースラインから組み立てキープを続けていく。
第4ゲーム、西岡は40-30とゲームポイントを握ったところから、先にブレークを許す。しかし、直後のゲームをラブゲームでブレークバック。タイに戻したものの、第6ゲームでリターンを叩かれて再びブレークを許すと、第8ゲームでもブレークされて2-6で落とす。

絶妙なバックハンド・スライス、ネットプレーを仕掛けてくるロペスに対して、なかなか良いリズムでプレーできない西岡。しかし、第2セット第1ゲームで30-40とブレークポイントを迎えると、ロペスからボレーミスを引き出してブレークに成功。続くサービスゲームをラブゲムでキープして、勢いをつけると、第3ゲーム、ロペスのダブルフォールトもあってまたもチャンスを迎える。ここで西岡らしい軌道の高いボールでラリーを続けると、ロペスがフォアハンドをミス。またもブレークに成功する。その後、第5ゲームでもブレークした西岡は、第2セットを6-0で取り返す。

勝負の第3セット、第1ゲームではブレークチャンスを活かせなかったものの、第3ゲームでもチャンスを握ると、ロペスのミスを引き出して先にブレークに成功。その後、1ゲームずつブレークして6-4。逆転勝利で2回戦進出を決めた。

西岡は続く2回戦で、過去2勝0敗と分がいい第7シードのテイラー・フリッツ(アメリカ/同16位)と対戦する。

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写真=田沼武男