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2022.02.23

選手情報

世界3位ズベレフが暴挙、ダブルス敗戦後、審判台をラケットで何度も叩きつける[メキシコ・オープン]

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残念な行為を行なってしまったズベレフ

現地2月22日、アレクサンダー・ズべレフ(ドイツ/世界ランク3位・ダブルス同131位)がダブルスの試合後、イライラを爆発させてラケットで審判台を何度も叩きつけるという暴挙を振るってしまった。

【動画】スカイスポーツが公開したズベレフの問題シーン

ATP500「メキシコ・オープン」(2月21日〜26日/メキシコ・アカプルコ)ダブルス1回戦に、ズベレフは元ダブルス1位で親友のマルセロ・メロ(ブラジル/同27位)とのペアで出場。ハリ・ヘリオヴァーラ(フィンランド/ダブルス同55位)/ロイド・グラスプール(イギリス/ダブルス同65位)と対戦し、2-6、6-4、[6-10]で敗戦となった。

その試合後、ズベレフは審判に近づいていくと、なんと審判台をラケットで殴ってしまう。2度叩いて、ベンチに一度座ったものの、その後、立ち上がって再度審判台をラケットで叩いてしまった。

同日早朝4:55までかけてシングルスを戦っているズべレフ[ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ/同47位)に3-6、7-6(10)、6-2で勝利]は、試合中、ラインコールに不満を抱いていた様子。疲れやフラストレーションもあったのかもしれないが、これは許されるはずもない残念な行為である。

[追記]
ATPはズべレフにスポーツマンシップに反する行為があったとして、失格処分を発表。シングルスは2回戦敗退となり、ラッキールーザーで出場のピーター・ゴヨブチック(ドイツ/同95位)が不戦勝で準々決勝進出を決めている。

【関連記事】ズベレフ、暴言および審判台をラケットで叩いた行動を謝罪「ファン、大会、僕が愛するスポーツに対しても謝罪したい」

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写真=田沼武男