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2022.02.25

選手情報

メドベデフ、BIG4以外では18年ぶり世界No.1が確定「間違いなく素晴らしいニュースだ」

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写真提供:ゲッティ イメージズ

ジョコビッチがベセリーに敗退し、1位陥落が決定

現地2月24日の試合結果を受け、ダニール・メドベデフ(ロシア/世界ランク2位)が来週月曜日のATPランキング更新で、世界ランク1位の座に就くことが決まった。

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今週、「メキシコ・オープン」(メキシコ・アカプルコ/ATP500)に出場中のメドベデフが優勝するか、ATP500「ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・ドバイ/ATP500)に出場するノバク・ジョコビッチ(セルビア/同1位)が、メドベデフ以下の成績ならば1位から陥落するという状況だった。

先に始まったのは、ジョコビッチと予選勝者のイジ・ベセリー(チェコ/同123位)による準々決勝。第1セット第1ゲームをブレークされたジョコビッチは、その後ブレークバックを果たすも第7ゲームで再びブレークを許して、4-6でセットを落とすと、第2セットでも先にブレークされて、4-5でマッチポイントを握られる。ここを凌いでブレークバック。ゲームカウントをタイに戻したが、タイブレークの末に、6(4)-7で敗れている。この時点で来週月曜日、メドベデフが世界ランク1位になることが確定となった。

ジョコビッチは敗戦後にツイッターを更新。「ベセリーは見事だった。素晴らしいプレーだったよ。今大会での幸運を祈ります」とべセリーを称えると、続けて「おめでとう! 世界No.1になるメドベデフ、あなたはその座にふさわしいよ」とメドベデフの1位を祝福するコメントをしている。ジョコビッチは今週まで、歴代1位となる通算361週、世界ランク1位の座に就いたこととなる。

また、2004年1月のアンディ・ロディック(アメリカ)以来、18年ぶりにBIG4以外で1位の座に就くメドベデフは、日本時間朝に行われた西岡良仁(ミキハウス/同103位)による準々決勝を6-2、6-3で勝利している。その試合後に、「日中に、その知らせを受けていたから、試合をするのは簡単じゃなかったよ。僕は、どの試合でも勝つことを目標にやってきたから、今日も勝つことが第一の目標だった。でも、間違いなく素晴らしいニュースだ」と喜んだ。

さらに「僕は、ラファ(ナダル)やロジャー(フェデラー)、ノバク(ジョコビッチ)、アンディー(マレー)といった最高の選手から学ばなければならないんだ。彼らはタフな戦いに敗れた時、常にリベンジを果たそうとしていた。時には成功し、時には失敗したこともあった。ラファと対戦するときは、それをやってみようと思っている」と語っている。

そのナダル(スペイン/同5位)は、本日準々決勝で、トミー・ポール(アメリカ/同39位)と対戦。勝利したら、メドベデフと全豪オープン決勝の再戦となる。

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