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2022.03.16

選手情報

大坂なおみ、アザレンカが試合中に涙。そして観客の退場処分、インディアンウェルズで起こる気になる出来事[BNPパリバ・オープン]

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選手にとってもテニス天国となってほしい

「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000・WTA1000)で、気になることが起きている。

“テニス・パラダイス(テニス天国)”と歌うインディアンウェルズ。しかし、3月12日には、大坂なおみ(フリー/世界ランク78位)に対して、「なおみ、あなたは最低よ」と罵声を浴びせて、大坂を苦しませた。試合後、敗れたプレーヤーとしては異例のオンコート・インタビューで、大坂が相手を称えつつ、観客に諭すかのような言葉を語ったのは記憶に新しい。

【動画】記者会見で「思いやりと共感」を呼びかけたアザレンカ

その2日後、デニス・シャポバロフ(カナダ/同13位)とライリー・オペルカ(アメリカ/同17位)の試合中には、プレー中に意図的に大声を発するファンが席から退場させられた。

「プレー中なのに大声を出しているポイントがいくつかあった。これは選手にとっては簡単なことではないんだ。もちろん、ほとんどの人たちは素晴らしい人たちだと分かっている。ある特定の人たちが時々、問題を起こす。できることは退場してもらうことだけ。(大声が)偶然に出てしまったことならば、問題ない。でも、何度も意図的に出しているならば、それは選手に対して失礼だと思う。それは主審でさえ、どうしようないと思う」と敗れたシャポバロフは、試合後に語っている。

また、原因不明ではあるが、同じ14日、ビクトリア・アザレンカ(同15位)は、エレナ・リバキナ(カザフスタン/同20位)戦の第2セット途中に、突如涙を流してプレー続行ができず。数分休まなければならない事態が起きている。
試合後、自身のツイッター、インスタグラムは閲覧不可能な状態にしたアザレンカは、記者会見の最後に、「世界に欠けているものの一つは、お互いの思いやり、そして共感です。それは、提供できると感じているものです。私たちは皆、人間なのですから、他の人たちもそれを実践するようになることを願っています」というメッセージを残している。

それぞれが異なる原因かもしれない。それでも、この大会の中で続けてこういったことが起こるのは、見ているほうとしても気がかりである。大会も残り数日、“テニス・パラダイス”と呼ぶにふさわしい試合の場となることを祈りたい。

※ATP、WTAの決定により、ロシア、ベラルーシの選手は国名が掲示されていない

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