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2022.03.22

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テイラー・フリッツインタビュー「ここでやっていける」[リバイバル記事]

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ATPのデビューシーズン「ここでやっていける」と感じている

ラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク3位)に対し、ストレート勝利を果たしてキャリア2勝目、ATPマスターズ1000初制覇を成し遂げたテイラー・フリッツ(アメリカ/同13位)。その才能を開花させつつある“アメリカ期待の若手”に対して、2016年楽天ジャパンオープンで行ったインタビューを再掲(適宜編集しています)。 協力=ATP

【写真】フリッツ2016年楽天ジャパンオープンでのプレー写真(写真16点)をチェック

【動画】フリッツvs.ナダル2022年インディアンウェルズ大会決勝ハイライト

Q. デビューシーズンの今年(2016年)、手応えはいかがですか?

「1年間の始め方が良かったし、シーズン終盤の現在もうまくできていると思う。ただ、クレーコートとグラスコートのシーズンに、もう少しうまくやりたかったね。来シーズンは、もっとできることがあると思う」

Q.昨年まではジュニアとしてプレーし、母国のUSオープンジュニアも優勝しています。ATPツアーのレベルをどう感じていますか?

「ツアーのレベルは、やはりジュニアと違って、うんとレベルが高いし、難しい。ジュニアよりも、チャレンジャーよりもずっと厳しいよ。でも“ここでやっていける”と感じてきている。ツアーに留まることができるはずだし、自分のレベルはこのレベルにあるとね。自分の上達ぶりを楽しんでツアーを回っているところだよ」


自分としてできる限りの
最高のテニスをできるようになりたい


Q.あなたのキャリアでの目標について教えてください。今後の目標、そして選手として成し遂げたいことはなんですか?

「今後の目標は、まず通過点としてトップ50入りを目指している。早く達成できるようにしたい(2018年10月に達成)。選手として、成し遂げたいことと言えば、真摯に(テニスに)取り組むこと。それ以外にはないよ。自分としてできる限りの、最高のテニスをできるようになりたいと考えている。それが世界に名だたるレベルだといいけどね(笑) 自分でも楽しみだよ」

Q.テニスは2歳で始められたそうですね。そのころから、テニス選手になりたいと思いながら育ったのでしょうか? それとも何か別の夢があったのでしょうか?

「小さかったころは、いつも将来はプロスポーツの選手になりたいと思っていたよ。どのスポーツに才能があるのかはわからなかったので、できるスポーツは何でもやってみた。その中でテニスが最も自然にできて、ハマった。他の夢と言えば、いくつかのスポーツでプロになりたいなと子供の頃は思ったよ。でも、それが簡単ではないということは、テニスに打ち込むようになって分かった。ひょっとしたら試すことはできるかもしれないけどね」

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Photo by Kunihiko Yamaoka/NBP