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2022.04.08

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ゴファンがツアー通算300勝を達成、「特別な勝利です」[ハッサン2世グランプリ]

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写真提供:ゲッティ イメージズ

約11年3ヵ月をかけてツアー300勝を達成

4月7日、ATP250「ハッサン2世グランプリ」(モロッコ・マラケシュ)シングルス2回戦で、ダビド・ゴファン(ベルギー/世界ランク74位)は、パブロ・アンドゥハル(スペイン/同73位)に5-7、7-6(4)、6-3で逆転勝利を果たして準々決勝に進出。この勝利で、ツアー通算300勝を達成した。

【SNS・動画】“喜び”を綴った投稿とゴファンのスーパープレー集をチェック

試合後、「典型的なクレーコートの試合だったね。セットを取る時に何度もブレークされた」と振り返ったゴファン。第1セット第2ゲーム、ストロークが不安定となっていきなりブレークを許したが、第7ゲーム、第9ゲームとブレークに成功。5-4でサービング・フォー・ザ・セットに臨んだものの、ラリーで打ち負けてブレークを許すと、第12 ゲームでもブレークされてしまい、5-7でセットを先取される。

第2セット第1ゲーム、ゴファンは広角にストロークを展開して、幸先よくブレークしたものの、2ブレークずつ奪い合ってタイブレークへ。1オールで迎えた3ポイント目、ダウン・ザ・ラインを返すことができず、先にミニブレークを許したが、直後にリターンエースで取り返すと8ポイント目にも、前に出て攻撃的なリターンを放ってミニブレークに成功。7-6(4)でセットを取り返す。第3セットは、それまでとは異なり、キープが続く展開となったが、3-2で迎えたリターンゲーム、アンドゥハルがなんと3本ノダブルフォールトを犯してブレークチャンスを握ると、ダウン・ザ・ラインにリターンエースを決めてブレークに成功。そのまま6-3で締めて勝利した。

「第1セットを失った後、冷静に対処できたことに満足しているよ。ポジティブに、落ち着いてベストを尽くし続け、最後には逆転することができた。タフな試合をするためにここにいる。また、いいプレーができるといいなと思っているよ」とオンコート・インタビューで語ったゴファン。コート上では、通算300勝について触れなかったが、SNSに「マラケシュで準々決勝進出。特別な勝利です」と300勝の喜びを綴っている。

ツアー初勝利は、2011年開幕戦のATP250チェンナイ大会1回戦でソムデブ・デブバルマン(インド)に対してあげたもの。以来、約11年3ヵ月をかけて300勝を達成したことになる。昨シーズンは9月にシーズンを終えて、長年痛めていたというヒザを治療。それを乗り越えての300勝だけに、喜びもひとしおだろう。ゴファンはこれまで2017年楽天ジャパンオープン優勝など5タイトルを獲得し、2017年11月にはキャリアハイとなる7位にもなっている。

ゴファンは続く準々決勝、ロベルト・カルバレス・バエナ(スペイン/同79位)と対戦することが決まっている。

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