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2022.04.13

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元世界No.1クリスターズが、3度目の現役引退「この2年間、応援してくれた皆さん、ありがとうございました」

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写真提供:ゲッティ イメージズ

「すべてがうまくいって満足しています」

現地4月12日、元世界No.1のキム・クリスターズ(ベルギー/世界ランク1195位)は、「私は公式戦に出場しないことを決めたので、お知らせします」とSNSで綴り、3度目の現役引退を発表した。

【SNS】元世界No.1クリスターズの投稿と試合ハイライト

クリスターズはSNSで「この度、私は公式戦に出場しないことを決めたので、お知らせします。これからどんな新しい冒険が待っているのか、楽しみでなりません。この2年間、応援してくれた皆さん、ありがとうございました」と綴っている。

2007年に家庭を持つためとして引退したクリスターズは、2009年に復帰して2012年に引退。2019年に再びツアー復帰を果たしたものの、新型コロナウイルスによるパンデミックと時期が重なったこともあって、5大会の出場のみに。2020年には、2005年大会、2009年大会、2010年大会と3度制しているUSオープンにも出場したが、エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)に敗れている。

キャリアを通じて、グランドスラムのシングルスで4度、ダブルスで2度優勝。523勝131敗(勝率80.0%)、41のタイトル、8年間で4度のランキング1位、2400万ドル以上の賞金を稼いだクリスターズ。2003年の全仏オープンでは、杉山愛さんとのペアで女子ダブルスを制している。

WTAでは、引退に対して特集を行い、その中で“後悔はありませんか?”と質問している。
それに対して、クリスターズは「ありません。私はいつも、長い目で見て自分のキャリアにとって何が良いのかではなく、その時どう感じたかでキャリアを決定してきました。すべてがうまくいって満足しています」と後悔はないと語っている。

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