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2022.04.14

選手情報

内島萌夏、本玉真唯、青山修子/柴原瑛菜ペアが勝利して連勝 [2022 ビリー・ジーン・キング・カップ]

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連勝したNo.1の本玉真唯(写真:公益財団法人日本テニス協会)

初代表の内島も勝利し、2戦連続3連勝で勝利

4月13日、トルコ・アンタルヤで開催中の「ビリー・ジーン・キング・カップ by BNPパリバ アジア/オセアニア・グループ1部」2日目、日本チームは、インドネシアと対戦。シングルス2戦、ダブルス1戦と全試合ストレート勝利で下して2勝目。中国、韓国と並んでグループ首位となっている。

【表】「ビリー・ジーン・キング・カップ by BNPパリバ アジア/オセアニア・グループ1部」順位表

まずシングルスNo.2では、初代表となる内島萌夏(フリー/世界ランク208位)がファドナ・ティタリアナ・クスマワティ(ランクなし)と対戦。緊張していたが、「試合に入ったら自分らしいプレーができて」と語るとおり、第1セット第1ゲームでブレークに成功すると、第7ゲームでもブレークに成功して6-2でセットを先取すると、第2セットはクスマワティを圧倒。3つのリターンゲーム、すべてをブレークして、6-0で締めてストレート勝利を果たす。

続くシングルスNo.1は、昨日に続いて本玉真唯(島津製作所/同129位)がアルディラ・スーチャディ(同350位)と対戦。「第1戦よりもとても緊張していた」という本玉だが、相手の弱点をついて主導権を握り、6-2、6-1とこちらもストレートで勝利する。

そしてダブルス、青山修子(近藤乳業/同ダブルス8位)/柴原瑛菜(橋本総業HD/同ダブルス7位)はベアトリス・グムリャ(同182位)/ジェシー・ロンピース(同153位)と対戦。第1セット第1ゲームでいきなりブレークを許す展開となったが、「経験の差が出て、徐々に自分たちのペースに持っていけた」(土橋登志久監督)と振り返るとおり、第6ゲームでチャンスをものにしてブレークバックすると、5-4で迎えた第10ゲームでもブレークに成功。6-4でセットを先取すると、第2セットはサービスゲームで4ポイントしか失わず。2ブレークを奪って6-2で締めた。

アジア/オセアニア・グループ1部には、日本、中国、インド、インドネシア、韓国、ニュージーランドの6ヵ国が出場。総当たりリーグ戦を行い、上位2ヵ国が今年11月に行われるプレーオフに進出。そのプレーオフで勝利となれば、2023年のファイナル進出を決めるファイナル予選に進出できる。大会3日目(4月14日)、日本はニュージーランド(2敗)と対戦する。

日本チームのコメントは以下のとおり。

★土橋登志久監督
Q.今日の3試合を振り返って
「今日は、内島がデビュー戦でした。試合前、『本当に緊張している』と言っていましたが、内容的には、その緊張が良い方にいって素晴らしいテニスができたと思います。攻めてよし守ってもよし、最終的には自分で色々なものを工夫してテニスができていて良かったと思います。No.1の本玉は、1戦目と同様、見事なテニスで勝ち切りました。後半からは、自分がどうすればポイントが取れるということをベンチで私に伝えてきて、非常に楽しみに感じました。ダブルスは、相手がトリッキーで大変でしたが、やはり経験の差が出て、徐々に自分たちのペースに持っていけて、見事最終的に上回った素晴らしい試合だったと思います。チーム状況も非常にいいので、明日に向けてもしっかり油断せずに戦っていきたいと思います」

★内島萌夏
Q.今日の試合を振り返って
「今日は久しぶりの試合ということもあって、少し試合前は緊張もしていたのですが、試合に入ったら自分らしいプレーができて、たくさんのスタッフ、チームメイトの皆さんに応援していただいて心強かったです。最後まで、自分らしいプレーができて、戦い抜くことができてよかったです」

Q.初めての日本代表
「自分がすごく目標にしていた日本代表、ビリー・ジーン・キング・カップという舞台で、国を背負って戦うということは光栄なことですし、まだまだ戦いは続くので気を引き締めて最後まで頑張ります」

★本玉真唯
Q.今日の試合を振り返って
「第1戦よりもとても緊張していたのですが、今日も相手の苦手なところを判断できて、そこを突いてポイントマネージメントできたことが勝利につながったかなと思います。あとはチームの応援が心強くて、自分もどんどん乗っていけたのがとても良かったです」

★青山修子/柴原瑛菜ペア
Q.今日の試合を振り返って
青山「最初のゲームは私も決めきれなかったところもあって、少しいい流れでスタートできなかったんですけど、2人でしっかり自分たちのできることをやり続けようと思って、それが実行できたので、最後逆転して、ストレートで終わることができて良かったと思います」

柴原「最初は相手がいいプレーから始まったんですけど、それを2人でいいプレーを出し返して、最初ブレークされたけど、ブレークバックすぐできたので良い試合だったと思います」

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