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2022.04.20

選手情報

ダニエル太郎、4連敗中のラヨビッチを2時間49分の激闘の末に勝利。2回戦で18歳ルーネと対戦[セルビア・オープン]

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Photo by Getty Images

ダニエル太郎、4連敗を喫していたラヨビッチとの激闘制す

現地4月19日、「セルビア・オープン」(セルビア・ベオグラード/ATP250)シングルス1回戦が行われ、予選を勝ち抜いたダニエル太郎(エイブル/世界ランク104位)は、ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア/同78位)を2-6、6-1、7-6(2)の逆転で下し、2回戦進出を果たした。

【動画】「なんて試合を戦い抜いたんだ」勝利を手にしたダニエル太郎のSNS&マッチハイライトをチェック

予選2試合をいずれもストレート勝ちで本戦入りを果たしたダニエル。本戦1回戦では、2019年3月の「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000)以来、3年ぶりにラヨビッチとの対戦を迎えた。

2013年のチャレンジャー大会の初対戦以降、4連敗中のダニエルは、第1セットではストロークのミスに加えて、ラヨビッチのショットがライン際に決まり、2ブレークを許して、2-6で落としてしまう。

だが、第2セット以降は粘り強く安定したプレーを披露。第2セットを1-6で奪い返すと、最終セットでは、地元ファンの声援を背に戦うラヨビッチに対し、ダニエルはバックハンドのダウン・ザ・ラインなど鋭いショットを放つ。

拮抗した試合となり、互いに2度ずつブレークをして迎えたタイブレークでは、2-1で先に攻撃を仕掛け、リードを奪ったダニエル。3-2の場面では、ラヨビッチの体に向かってくるスマッシュを即座に反応してウィナーを奪うというスーパーショットも炸裂し、自身のサーブポイントを守るとともに、2度のミニブレークを加えて、2時間49分の激闘を制した。

試合後、ダニエルはSNSを更新。「なんて試合を戦い抜いたんだ。このポイントは純粋に直感と運が良かった。2回戦は木曜日になる」と綴り、タイブレークで見せたスーパーショットの動画とともに投稿した。

2回戦では、この1年でランキングを250近くジャンプアップさせた注目の若手、18歳のホルガー・ルーネ(デンマーク/同72位)と対戦。ルーネは、1回戦で第5シードのクリスチャン・ガリン(チリ/同31位)を6-3、6-1で下している。

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