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2022.05.13

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シャポバロフが逆転勝利で8強入り。ナダルは終盤、足の痛みでミスが増加[BNLイタリア国際]

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終盤、ナダルは左足を引きずるシーンも

現地5月12日、「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/ATPマスターズ1000)シングルス3回戦、第3シードのラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク4位)と第13シードのデニス・シャポバロフ(カナダ/同16位)が対戦。ナダルがセットを先取したものの、1-6、7-5、6-2でシャポバロフが逆転勝ちを収めた。

【動画】シャポバロフ対ナダルゲームハイライトをチェック

「第1セット、第2セットのはじめまで、僕はラファに圧倒された」とシャポバロフが語るとおり、左利き同士の試合はナダルのペースでスタートする。シャポバロフのサービスゲームでチャンスを奪うナダルは、第4ゲーム、第6ゲームと堅実なプレーでブレークに成功。6-1でセットを先取する。

続く第2セット第1ゲーム、シャポバロフのサービスゲームでナダルはブレークチャンスを作る。しかし、3度のピンチに対して粘りを見せたシャポバロフが7度のデュースの末にキープに成功する。「最初のサービスゲームを取ってから、少し楽になった。リラックスしてプレーすることができ、自分のプレーを少し高めることができたんだ」とシャポバロフ。

続くナダルのサービスゲーム、シャポバロフのショットが深く入り出すとナダルにミスが出て、ブレークに成功する。その後、第7ゲームでブレークバックを許したシャポバロフだが、6-5で迎えたリターンゲームでナダルのプレーが不安定になり、30-40と再びチャンスを迎える。続くポイントも、ラリーの末にナダルのバックハンドがオーバーに。第2セットは7-5でシャポバロフが奪取する。このセット、ナダルはシャポバロフより4本多い19本のアンフォーストエラーを犯している。

勝負の第3セットは互いにブレークするところからスタート。その後、ナダルが苦しそうな表情を浮かべるシーンが増え、左足を引きずってのプレー。終盤はボールを追えなくなるシーンが増えてしまう。そんなナダルに対して、シャポバロフは第6、第8ゲームとブレークに成功。6-2で締めて勝利した。

「第1セットでは彼に負けていたし、正直なところ僕はあまり変化してないよ。彼が何度かミスをしてくれて、試合を振り出しに戻すことができた。それでも、1年前や2年前なら、私は消えていたかもしれない。精神面でも、コートの上で落ち着いていられるように努力しているところなんだ。でも、まだ完璧ではないよ。まだまだこれから。他の選手や子どもたちのお手本になるような、よりよい選手になるために、取り組んでいきたい。一日一日、ゆっくりと、より良くなるように努力するのみだ」と試合を振り返って語ったシャポバロフ。

試合終盤、苦しそうにプレーをしていたナダルについて、「最後、彼が苦しんでいるのを見るのは辛かった。ラファのような偉大なレジェンドの、そんな姿は見たくないよ。彼が無事であることを願っている。彼は私たちのスポーツに多くのものをもたらしてくれる。体調を整え、全仏に向けて準備万端であることを願いたい。彼は勝ち続けているので、プレーをやめてゆっくりすることはほとんど不可能だと思う。ちょっと体に問題があるようだから、深刻なものでないことを祈るし、彼が準備万端であることを望んでいる」と心配する言葉も語っている。

そのナダルは、「また(左)足が痛くてね。ただそれだけ。私はケガと共に生きている選手。正直、復帰してから足が辛かったんだ。ちゃんとした練習ができない日が多くて、もどかしいよ。でも、今日はデニスが良くやった。今年の全豪オープン、去年のここと私に敗れていることが、今日報われたのだろう。今日は彼のためにある。よくやった、それだけだよ」と語っている。

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