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2022.05.24

選手情報

<一問一答>大坂なおみ、「ちょっと残念な結果」も「ひたすら頭を低くして一生懸命に努力するだけ」と前向き発言[全仏オープン]

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写真提供:ゲッティ イメージズ

少なからず足の影響があったと思わせる発言もした大坂

5月23日、全仏オープン2日目、女子シングルス1回戦が行われ、大坂なおみ(フリー/世界ランク38位)は、第27シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ/同28位)と対戦するも、5-7、4-6のストレートで敗戦。試合後の記者会見では、できる限りのことをやったと試合を振り返り、「どのサーフェスが苦手だとかを言うのは止めて、ひたすら頭を低くして一生懸命に努力するだけ」と前向きに語った。

【動画】大坂なおみ、全豪で敗れたアニシモワにリベンジならず マッチハイライト

会見の冒頭、「あまり試合をこなすこともできなくて、ちょっと残念な結果になってしまいました」とコメントした大坂。足については「痛みはなかったんだと思う」と語ったが、その後、試合中に足を伸ばしていたことについて聞かれると「ストレッチをすると、調子が良くなるのでやっていたんです」と少なからず影響があったと思われる発言をしている。

しかし、「それが人生の楽しいところだと思うんです。すべてが自分の計画通りにいくとは限らない。だから、まずは気持ちを立て直していこうと思います」「できる限り努力し続ければ、望むようなチャンスが巡ってくるはず。前進するのみです」と前向きに発言。「私はレッドクレーやグラスコートで育ったわけではないので、もう少し時間をかけて、両方のサーフェスでより多くの試合をこなせるようになりたいですね」と今後も、クレーコートや芝にチャレンジをしたいと決意を語っている。

また、会見終盤には、さまざまな質問に対して、率直に答えていっていた大坂に対して、ある外国記者から感謝が伝えられるという珍しいシーンもあった。

以下は、会見での一問一答である。

Q.1回戦としては、難しい相手でした。試合を振り返ってください。

「一生懸命やったつもりですが、この大会に向けてあまり試合をこなすこともできなくて、ちょっと残念な結果になってしまいました。でも、全体的には悪くなかったと思っています」

Q.あなたが、アスリートのメンタルヘルスについて問題提起して1年が経ちました。WTA、ITFの大会主催者は十分な改善策を講じていると思いますか?

「常にもっとすべきことがあると感じています。進歩がないまま、止まってしまうような。言いたいことはわかりますよね? 常に進化が必要なんです。ただ今現在は、一生懸命やってくれているような気がします。時々アンケートとかで要望も聞かれたりするので、それはすごくいいことだと思っています」

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