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2022.05.24

選手情報

<一問一答>大坂なおみ、「ちょっと残念な結果」も「ひたすら頭を低くして一生懸命に努力するだけ」と前向き発言[全仏オープン]

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「ハードワークを続ければ、
自分の行きたいところに近づけると思います」


Q.まず最初に、この記者会見に来て、すべてに答えてくれて、特に負けた後なのに、とても親切に答えてくれてありがとうございます。もしクレーと芝、どちらかで一生に一度の試合をするとしたら、どちらを選びますか?

「そんなこと聞かれたことないですよ(笑) 好きな相手と一生の試合をするとか」

Q.もちろん、相手にもよると思いますが。例えば、人生で一番大事な試合なら、どちらのほうが、勝ち目があると思いますか?

「私にとっては、勝つチャンスというよりも、ウィンブルドンの芝生を見て育ったので、ウィンブルドンの方がクレーよりも勝てるかもしれませんね。それに、みんなウィンブルドンを一番格の高い大会のように思っているようです。だから、たぶん芝生の大会ですかね」

Q.マイアミで、来年1位になることが目標とおっしゃっていました。ランキングを上げること、どのくらいの頻度で大会に出るつもりか、プランはありますか?

「確かに、シード選手だったりトップ10に入らないとドローがかなり難しくなると思います。私は、ほかの人たちよりも多くの大会に出場しているわけではないので、それは認識していますし、それが私の背中を押している部分でもあります。できれば対戦したくないような選手と対戦する可能性があることもわかっています。でも、それは自分自身の行動の結果。来年は1位という高い目標がありますが、ハードワークを続ければ、今年の終わりには、自分の行きたいところに近づけると思います。私自身、昨年、全仏から去った時の感情を覚えているので、ファンの前でプレーできて本当に良かったですし、昨年に比べると感覚的にも変わっています。それを経験できたことは、本当によかったと思います」

Q.ウィンブルドンに出場するかはどう決めますか?

「ポイントがなければエキジビションのように感じてしまいます。そうではないとわかっているんだけど、頭ではそう感じてしまうし、100%で試合に臨めない。まだ決断はしていないものの、現状では出場しない方向に(気持ちは)傾いています。変わるかもしれませんが。芝でもっと経験を積みたいし、ベルリンの大会(6月13日〜19日/WTA500「ベット1オープン」)ではポイントがもらえるから、いい機会とも思っています。もし今年、芝でプレーしなかったら、大好きなハードコートで頑張りたいですね。ただ、それについては、ミーティングで決める必要がありそうですね。

Q.今日、ファーストサーブが入らなかったのは、アニシモワのプレッシャーと足の問題、どちらの要因が大きかったでしょうか?

「ファーストサーブに対する彼女のリターンは、セカンドサーブほど気にならないと思っていました。オーストラリアで彼女と対戦したときは、ボールが滑って気になっていたのですが、クレーコートでは、ボールを拾える時間が長くなるので。ファーストサーブの確率が低かったのは、彼女のリターンが気になったからではなく、あまり練習していなかったので、リズムが悪かったのだと思います。でも、今年はたくさんのことを学びました。以前、オーストラリアで彼女と対戦した時もそうでした。その時は、不安と緊張と興奮で、プレー中に感じたくない感情でした。インディアンウェルズでは、そのようなことはありませんでした。いずれは克服しなければならないと思っています。だから、どうなのか見てみて、自分の決断を下したいと思います」

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