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2022.05.29

選手情報

ジョコビッチ、ナダル、アルカラスが4回戦に挑む、大会8日目の見どころ[全仏オープン]

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柴原瑛菜、土居美咲の女子ダブルス、ジュニア女子に出場の日本人選手の活躍にも期待

5月29日、「全仏オープン」大会8日目、前回優勝の第1シード、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク1位)、過去13度優勝のラファエル・ナダル(スペイン/同5位)、優勝候補の一角と目される19歳、カルロス・アルカラス(スペイン/同6位)が4回戦に登場。日本人選手では、女子ダブルスに柴原瑛菜(橋本総業HD/ダブルス同8位)、土居美咲(ミキハウス/ダブルス同150位)が、ジュニア女子に石井さやか(HSS)、予選から出場の木下晴結(LYNX Tennis Academy)が登場する。

【表】“ジョコビッチ、ナダル、アルカラスが登場”全仏オープン8日目試合予定

まずセンターコートの「コート・フィリップ・シャトリエ」第3試合に登場するのは第5シードのナダル。第9シードのフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ/同9位)と対戦する(過去1勝0敗)。こまで3戦連続ストレート勝ち、不安視されていた左足も現状問題ないように見えるものの、第26シードのボティック・ファン・デ・ザンツフルプ(オランダ/同29位)との3回戦では終盤に不安定さも見せている。オジェ・アリアシムのコーチは、ナダルの叔父でもあるトニ・ナダル氏。甥っ子を倒す策をどのように授けるのか。戦い方も注目したい。

同センターコートのナイトセッション(日本時間30日3時45分以降)では、第6シード、アルカラスが第21シードのカレン・カチャノフ(同25位)と対戦する(初対戦)。3回戦では、若手のライバルと言える第27シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ/同30位)に 6-4、6-4、6-2で勝利しているアルカラス。嫌がる選手も多い2戦連続のナイトセッションではあるが、19歳と若いだけに問題はないだろうか!?

そして第1シードのジョコビッチは、「コート・スザンヌ・ランラン」の第2試合で、第15シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン/同16位)と対戦する。なんとジョコビッチはシュワルツマンに過去6戦全勝。しかし、今大会のシュワルツマンはコンディションもよく、2017年大会の全仏オープンではフルセットの勝負となっているだけに、どんな展開となるかはわからない。

そのほか、センターコート第1試合(日本時間19時)では今大会初戦で大坂なおみ(フリー/同38位)を下している第27シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ/同28位)が、昨年USオープンで準優勝となった第17シード、レイラ・フェルナンデス(カナダ/同18位)と対戦(過去0勝1敗)。「コート・スザンヌ・ランラン」第3試合では、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同3位)が、ベルナベ・ザパタ・ミラレス(スペイン/同131位)と対戦する。予選から6連勝を飾っているザパタ・ミラレスは、2回戦で第13シードのテイラー・フリッツ(アメリカ/同14位)、3回戦で第23シードのジョン・イズナー(アメリカ/同26位)と2人のシード選手を撃破するなど勢いに乗っているだけに競る戦いになる可能性もある。

続いて日本人選手、「コート・シモーネ・マチュー」第2試合で土居/アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア/同148位)が、14番コート第3試合で第9シードの柴原/エイジア・ムハンマド(アメリカ/同38位)が女子ダブルス3回戦に挑む。

そして本日からスタートするジュニア女子、石井の試合がコート3第1試合(日本時間18時開始)で、木下の試合がコート4第3試合で行われる。日本の将来を担う選手たちの戦いにも注目したい(本日、試合は組まれていないが、齋藤咲良/MAT Tennis Academyも本戦入りしている)。



■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート

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