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2022.05.30

選手情報

ズベレフが2年連続のベスト8! 予選から6連勝の伏兵を下す[全仏オープン]

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ズベレフ、ミス連発も勝負所を抑えストレート勝利

現地5月29日、「全仏オープン」男子シングルス4回戦が行われ、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/世界ランク3位)は、ベルナベ・ザパタ・ミラレス(スペイン/同131位)と対戦。7-6(11)、7-5、6-3で下し、昨年に続いてベスト8入りを果たした。

【画像】ズベレフ、全仏オープン4度目のベスト8進出で勝利の叫び!

昨年大会で最高成績となるベスト4入りを果たしているズベレフは、予選から6連勝を飾っているザパタ・ミラレスと対戦。2回戦で第13シードのテイラー・フリッツ(アメリカ/同14位)を、3回戦で第23シードのジョン・イズナー(アメリカ/同26位)を破った勢いに乗る相手だ。

第1セット、ズベレフはテンポの良いストロークで次々とポイントを獲得。第1、第5ゲームとブレークに成功する。しかし、ショットが乱れ、このリードを守り切れない。

タイブレークでは、シード勢を破ってきたザパタ・ミラレスの粘りを前に、ズベレフはアンフォーストエラーを連発。7-8とセットポイントを握られてしまう。だが、ここはザパタ・ミラレスのダブルフォールトに助けられイーブンに戻すと、12-11でズベレフが打ち勝って第1セットを先取した。

苦しみながら第1セットを手にしたズベレフは、第2セットに入ってもショットが安定しない。簡単なミスも多く、ズベレフはいら立ちを隠しきれない。それでも短いポイントで厳しいコースを突いていくズベレフ。第2セットを7-5で奪うと、第3セットも3度のブレークに成功。6-3で奪い、昨年に続いてベスト8入りを果たした。

試合を通して、ズベレフはウィナー数37本を大幅に上回るアンフォーストエラー64本を記録。苦しい戦いとなった一方で、9度のブレークポイント中8本をものにし、勝負強さを見せた。

ズベレフは準々決勝で、第6シードのカルロス・アルカラス(スペイン/同6位)と対戦。3回戦でアルカラスは、第21シードのカレン・カチャノフ(同25位)を6-1、6-4、6-4で下している。


■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma