「競技用の車いすがものすごくかっこよく見えたんです(笑)」Q.意識の変化はもちろん、質の高い練習にもついていけているわけですね「そうですね」Q.記者会見では、10歳で車いすテニスをやった時に、「ビビッと」来たとおっしゃっていました。どんな部分にでしょうか?「最初は、競技用の車いすがものすごくかっこよく見えたんです(笑) それまで見ていた車いすは病院の重たい車いすや街で見かけるものしか知らなかったので、初めて競技用のものを見てみて、本当に惹かれて『競技用の車いすに乗ってみたい』というのが最初。おもちゃ感覚というのか(笑) それが最初に思ったことですね」Q.ビビッと来た! すごい巡り合わせですね。何度か取材させていただいて、小田選手の落ち着きには驚いています。どなたかロールモデルがいたりするのですか?「海外に行っている中で、徐々にいろいろな対応力とか落ち着いて過ごせるようになったのはありますね。元々こういう感じだったんですけど、最近さらに変わってきていると思います。それこそ緊張もあまりしなくなった。大会に出場する中で今みたいな感じになりましたね。記者会見は緊張しましたが(笑)」Q.小田選手の話題になると、国内外で“国枝慎吾(ユニクロ/同2位)選手”のこともセットで紹介されますね。どんな存在ですか?「もちろん特別な存在ではあります」Q.今年の全豪オープンでは、国枝選手が「本当に明るい日本の車いすテニスにとって明るい存在。いつでも、バトンタッチできるなと思うし、全部のショットが一級品だと思うので、ショットは相当いい。いつトップに来てもおかしくない状態にあります」とおっしゃっていました。元は憧れの存在が、今は倒すべき存在となりました。「元々持っている“憧れ”といったものは変わらないですけど、同じ土俵で戦っていることを考えていると、『憧れている』とか『まだまだ遠い未来』と思っていたら勝つことはできない。そういう意味では、本当に今は一人の選手として、ライバルというか勝たなければいけない相手として見ている感じです」Q.1月のメルボルン大会で対戦した際には6(1)-7、6(2)-7。SNSでは「やっぱり強かった」と綴っていましたね。「正直勝てる自信があったというか、その前に、ゴードン(リード/イギリス・同4位)とか、トム(エフベリンク/オランダ・同8位)に勝っていて、調子も悪くなかったので、勝てるという自信はありました。調子も今までで一番良かったかなと思うくらいで。その絶好調で負けたというのは力の差があったということです。出しきれずに負けたならそうは思えていませんが、本当に全部を出し切って試合後フラフラになるくらいで負けたというのは、単純に力不足だと感じたので『やっぱり強かった』という言葉になりましたね。その時は少し凹みましたし、悔しいとも思いましたが、すぐに『次戦では勝ちたい』と切り替えました」
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