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2022.06.01

選手情報

ノーシードのトレビザンが19歳フェルナンデスを下しグランドスラムで初の4強入り「ベストのテニスができている」[全仏オープン]

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トレビザンがマッチ10連勝でグランドスラム初の4強

現地5月31日、「全仏オープン」女子シングルス準々決勝が行われ、マルチナ・トレビザン(イタリア/世界ランク59位)と第17シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ/同18位)が対戦。トレビザンが6-2、6(3)-7、6-3で勝利し、グランドスラム初のベスト4入りを果たした。

【動画】トレビザン、前哨戦から怒濤の連勝でグランドスラム初の4強! マッチハイライト

上位シードが大会前半に敗れ、混戦模様となった女子シングルス。その中、前哨戦WTA250ラバト大会で優勝し今大会を迎えたトレビザンは、準々決勝で昨年のUSオープン準優勝者の19歳、フェルナンデスと対戦。

第1セット第1ゲーム、フェルナンデスにミスが続いてトレビザンがブレークに成功。このリードで余裕が生まれ、好調さを見せつけるように攻撃したトレビザンが6-2でセットを奪った。

続く第2セットはマッチポイントを握りながらもタイブレークで落としたトレビザンだが、最終セットはブレーク合戦を制して、グランドスラムで初の4強入りを決めた。この勝利でトレビザンは前哨戦からマッチ10連勝となった。

試合後、トレビザンは「試合を終わらせるのはとても難しかった。でも、(第2セットでマッチポイントを逃した)状況を受け入れ、前を向いて準決勝に進むことができた」とコメント。

「たくさんの試合をこなしてきたし、自分のベストのテニスができていると思うけど、もっと良くなると思う。今後が楽しみね」と準決勝を待ちわびた。

準決勝でトレビザンは、第18シードのココ・ガウフ(アメリカ/世界ランク23位)と対戦。ガウフは、準々決勝で同じアメリカのスローン・スティーブンス(同64位)を7-5、6-2で下している。

両者は2020年大会の2回戦で対戦し、トレビザンが4-6、6-2、7-5で勝利。決勝に進むのはどちらになるのだろうか。


■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma