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2022.06.02

選手情報

小田凱人、2試合連続でストレート勝ち、準決勝では国枝慎吾と対戦 [全仏オープン/車いすテニス]

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リードのパワフルなショットにも互角に打ち合った小田

6月1日「全仏オープン」車いすテニス男子シングルス準々決勝、小田凱人(東海理化/世界ランク9位)は第4シードのゴードン・リード(イギリス/同4位)と対戦。パワフルなショットに対して互角に打ち合って6-1、6-3で勝利。初のグランドスラムでベスト4進出を決めた。

【表】車いすテニス男子シングルス勝ち上がり表

グランドスラム・デビューとなった昨日の1回戦、技巧派ニコラス・パイファー(フランス/同7位)のショットに苦しめられるゲームもあったが、落ち着いて対処して6-1、6-3。見事デビュー戦を飾った。小田は車いすテニスを始めてわずか4年で、14歳で18歳以下の世界No.1決定戦「世界Jr.マスターズ」に出場して単複優勝、さらに昨年4月にはITF車いすテニスジュニアランキングで史上最年少となる14歳11ヵ月18日で1位となっている車いすテニス界のホープである。

試合は小田のサービスからスタート。まずキープすると、続くゲームでリターンから積極的に攻めて早くもブレークに成功する。直後にブレークバックを許したものの、第4ゲームでブレーク。そのまま5-1でサービング・フォー・ザ・セットを迎える。ダブルフォールトなどミスも出て30-40とピンチを迎えるが、10ポイントをかけてキープに成功。6-1でセットを先取する。

これで流れを掴んだ小田は、第2セットで先にブレークすると、5-4でサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。ところが連続ダブルフォールトなども出て、15-40とされる。しかし、この16歳は決して慌てない。強烈なサーブでリターンミスを引き出し、続くポイントでは3球目攻撃でウィナー。ブレークポイントを凌ぐと、12ポイントをかけてキープに成功して6-3。2戦連続ストレート勝ちで、見事準決勝進出を決めた。

続く準決勝の対戦相手は、第2シード国枝慎吾(ユニクロ/同2位)。4月末に行ったテニスクラシックのインタビューでは、国枝に対して「もちろん特別な存在。元々持っている“憧れ”といったものは変わらないですけど、同じ土俵で戦っていることを考えると、『憧れている』とか『まだまだ遠い未来』と思っていたら勝つことはできない。今は一人の選手として、ライバルというか勝たなければいけない相手として見ている感じです」と語っている。その国枝も、今年の全豪オープンで小田のことを「本当に明るい日本の車いすテニスにとって明るい存在」と称えている。グランドスラム通算47勝の国枝に、小田はどのようなプレーを見せるのだろうか。



■全仏オープン2022
日程/2022年5月22日(日)〜6月5日(日)
開催地/フランス・パリ:ローランギャロス
賞金総額/4,360万ユーロ(約59億円)
男女シングルス優勝賞金/220万ユーロ(約3億円)
サーフェス/クレーコート

【特集】全仏オープン2022の記事はこちら


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