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2022.06.07

選手情報

マレー、シュツットガルト大会での賞金をユニセフを通じてウクライナの子供たちへ寄付「何かできないかと」

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Photo by Getty Images

マレー「ウクライナで起きていることはとても恐ろしい」

6月6日、「ボス・オープン」(ドイツ・シュツットガルト/ATP250)に出場する元世界ランク1位のアンディ・マレー(イギリス/世界ランク68位)が、同大会の賞金をウクライナの子供たちに寄付するとした。

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大会の公式サイトでマレーは、「ウクライナで起きていることはとても恐ろしいことだ。子供たちが家を追われ、家族と引き離され、あるいは殺されている。僕にたいしたことはできないが、せめてウクライナの人たちのために何かできないかと思っている。そのお金がどうなるかは人それぞれだが、ユニセフが一番よくわかっている。状況は常に変化している。そのお金で家族を助けたい」と同大会での賞金を寄付するとした。今年3月には自身がアンバサダーを務めるユニセフ(国連児童基金)と協力し今年の賞金から得た収益をウクライナの子供支援のために寄付すると発表している。

ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、テニス界ではITF(国際テニス連盟)、ATP(男子プロテニス協会)やWTA(女子テニス協会)が国を代表するチーム戦(デビスカップ、ビリー・ジーン・キング・カップ)の出場停止、国名・国旗の使用中止を決定。さらに4月、ウィンブルドンは、ロシア、ベラルーシ両国選手のエントリー拒否を発表している(この決定を受けて、5月20日に、ATP、WTAが同大会でポイントを付与しないと決定している)。

そのほか、ITF、ATP、WTAが人道的救済とウクライナテニス連盟の支援のため、共同で70万米ドルを寄付。ロジャー・フェデラー(スイス/同50位)も、ウクライナの子供たちを救うために自身の財団を通じて50万ドル(約6,600万円)の寄付をするなど、テニス界でも支援の動きが広がっている。

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