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2022.06.28

選手情報

世界1位シフォンテクが2000年以降最長の36連勝! 予選勝者にストレート勝利で2回戦へ[ウィンブルドン]

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Photo by Getty Images

シフォンテク、2000年以降最長の36連勝

6月28日、ウィンブルドン女子シングルス1回戦が行われ、センターコート第1試合に第1シードのイガ・シフォンテク(ポーランド/世界ランク1位)が登場。予選勝者のヤナ・フェット(クロアチア/同252位)を6-0、6-3で下し、連勝記録を36に伸ばした。

【動画】世界1位シフォンテクのセンターコート入場シーン

優勝候補として臨んだ全仏オープンでは、失セット1と盤石の強さを見せて、2年ぶり2度目のグランドスラム制覇を成し遂げたシフォンテクは、今年2月のWTA1000ドーハ大会から連勝街道を継続。6大会連続優勝を果たし、35連勝中である。

ウィンブルドンは、2018年にはジュニア部門で優勝を飾っているものの、プロに転向してからは2019年に1回戦敗退、2021年にベスト16と満足する結果は得られず。体を休めるために前哨戦も戦えず今大会を迎え、大会前の記者会見では「どうすれば芝で最高のテニスができるのかを理解したい。連勝記録はこだわらない方が楽な一方、自信にもつながっている。その自信を活かしたい」と語っていた。

注目の1回戦、シフォンテクは武器である強打でフェットを動かしていき、次々とポイントを獲得。世界1位を相手に、フェットも際どいコースを狙わなければいけないと感じているのか、ミスが止まらない。シフォンテクが6ゲームを連取し、第1セットを奪う。

このままいくかと思われたが、第2セット第1ゲームでブレークを許すと、フェットの強打がコートに収まり出して、第3ゲームもキープできず、1ブレーク差を追いかける展開に。嫌な流れとなったものの、第6ゲームで追いつくと第8ゲームもブレークして、1-3から5ゲームを連取しストレート勝利を収めた。

この勝利でシフォンテクは36連勝とし、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)の記録を抜いて、2000年以降では最長。1990年にモニカ・セレシュ(アメリカ)の記録に並んだ。

2回戦でシフォンテクは、ラッキールーザーで本戦入りしたレスリー・パッティナマ・ケルクホーフ(オランダ/同138位)と対戦する。


■ウィンブルドン2022 [THE CHAMPIONSHIP WIMBLEDON]
・大会日程/2022年6月27日(月)〜7月10日(日)
・開催地/イギリス・ウィンブルドン:オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(時差8時間)
・賞金総額/4035万ポンド(66億6160万円)
・男女シングルス優勝賞金/200万ポンド(3億3030万円)
・サーフェス/グラス(芝)コート
・TV中継・放送予定/WOWOW、NHK

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