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2022.06.30

選手情報

ジョコビッチ、BIG4のうち3人が揃うレーバーカップ出場を検討「可能性はある」

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ジョコビッチ、レーバーカップ出場可否をウィンブルドン後に決定

現地6月29日、世界ランク3位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、9月23日から3日間かけてイギリス・ロンドンで行われ、現在ロジャー・フェデラー(スイス/同97位)やラファエル・ナダル(スペイン/同4位)、アンディ・マレー(イギリス/同52位)らの出場が発表されている「レーバーカップ」について、「出場の可能性はある」と語った。

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29日にレーバーカップの主催者は、グランドスラム3度優勝などツアー通算46勝を誇るマレーの出場を発表。これにより、すでに2月に出場を発表していたフェデラーとナダルに続いて、21世紀の男子テニスを牽引してきたBIG4のうち3人が欧州選抜のチームメイトとして戦うことが決まった。

これについて、ウィンブルドン2回戦後の会見で問われたジョコビッチは、「とてもユニークだよね。(出場の)可能性はある。僕のエージェントは、レーバーカップのチームとコミュニケーションをとっているよ。ウィンブルドンが終わった後に決定することにしている」と述べ、出場を検討していることを明らかにした。

「レーバーカップはBIG3、4のライバルたちが同じチームに参加することができる唯一の大会。もちろん僕たち選手にとってもそうだが、世界中のファンにとっても変わっていて、エキサイティングなコンセプトだ」と、選手やテニスファンにとって面白い大会だとし、「僕がプレーするかどうかに関わらず、間違いなく満員の素晴らしい大会になると思う」と語った。

2018年の第2回大会以来、出場のないジョコビッチは、ワクチン接種をしていないため、このままいくと入国制限をかけているアメリカに入国できず、USオープンを含む北米シリーズに出場することが難しい。そのため、長年ATPツアーファイナルが行われていた今大会の開催場所であるイギリス・ロンドンのO2アリーナに姿を現すのではないかと海外メディアは報じており、BIG4全員が同じチームとして戦うことに夢が広がる。

レーバーカップは、欧州選抜と世界選抜による団体戦。各チーム6人がメンバー入りし、各日シングルス3試合とダブルス1試合が行われ、1試合の勝利につき、初日は1ポイント、2日目は2ポイント、最終日は3ポイントが加算され、先に13ポイントを獲得したチームの勝利となる。同大会は、ATPランキングポイントは付与されないものの、毎年トップ選手が参加。過去4大会はいずれも欧州選抜が勝利している。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma