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2022.06.30

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本玉真唯、要所でミスが出てしまい、フランスの19歳に悔しいストレート負け[ウィンブルドン]

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先にブレークした本玉だったが、流れを掴みきれず

現地6月29日、ウィンブルドン女子シングルス2回戦、本玉真唯(島津製作所/世界ランク139位)はディアン・パリー(フランス/女子同77位)と対戦。3-6、2-6で敗れ、初めてのグランドスラム本戦は2回戦敗退となった。

【画像】惜しくも2回戦敗退、本玉真唯vs.パリースタッフをチェック

予選3試合を勝ち抜き、4度目の挑戦にして初めてグランドスラム本戦入りを決めた本玉。1回戦ではクララ・タウソン(デンマーク/女子同53位)と対戦し、第1セット4-1と本玉がリードしたところで、タウソンが棄権を申し出て、グランドスラム初勝利を果たしている。対する19歳パリーは女子では珍しい片手バックハンドの選手。全仏オープンでは第2シードのバルボラ・クレチコワ(チェコ)を破る金星を挙げ、次世代のフランスを担う選手と期待されている。

試合はパリーのサービスからスタート。キープされたが、本玉は良いリターンを放つ。続くサービスゲームは、オープンコートに打っていきシンプルなプレーでキープし、いい流れを作ると、第3ゲームでブレークに成功する。ところが、続くゲームでは、わずかにオーバーが続きブレークバックを許す。

第6ゲーム、40-15から、コードボールが本玉側に落ちる不運などもあり、ブレークを許す。それでも集中力を切らさず、続く第7ゲームですぐにブレークバック。3-4としたが、続くゲームでキープができない。パリーのサービング・フォー・ザ・セット、粘って8度のブレークポイントを作るものの、あと1本が奪えず。23ポイントの末にキープされて3-6でセットを落とした。

第2セット序盤は互いにキープが続く。先にチャンスを握ったのはパリー。第3ゲーム、ピンチを迎えると、パリーのフォアハンド強打を返すことができず。先にブレークを許す。さらに第6ゲームでもサービスを破られて2-5。続くパリーのサービング・フォー・ザ・マッチ、15-30とポイントをリードしたが、反撃もここまで。第2セットは2-6と、善戦したもののストレートで敗れた。



■ウィンブルドン2022 [THE CHAMPIONSHIP WIMBLEDON]
・大会日程/2022年6月27日(月)〜7月10日(日)
・開催地/イギリス・ウィンブルドン:オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(時差8時間)
・賞金総額/4035万ポンド(66億6160万円)
・男女シングルス優勝賞金/200万ポンド(3億3030万円)
・サーフェス/グラス(芝)コート
・TV中継・放送予定/WOWOW、NHK

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写真=田沼武男

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