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2022.06.29

選手情報

3連覇中のジョコビッチが試合を支配、コキナキスの攻撃を封じて16度目の3回戦進出[ウィンブルドン]

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コキナキスに十分な体勢で打たせなかったジョコビッチ

6月29日、ウィンブルドン男子シングルス2回戦、大会3連覇中の第1シード、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク3位)は、タナシ・コキナキス(オーストラリア/同79位)と対戦。6-1、6-4、6-2のストレートで勝利し、16度目の3回戦進出を決めた。

【動画】完勝で3回戦へ、ジョコビッチ勝利の瞬間をチェック

1回戦、ジョコビッチは100周年を迎えたセンターコートのオープニングマッチに登場すると、クォン・スンウー(韓国/同81位)にセットカウント3-1で勝利。同大会での通算80勝目とし、男女を通じてすべてのグランドスラムで80勝を達成した初の選手となった。そしてこの日行われた2回戦、フォアハンドの強打が武器のコキナキスと対戦となった。

試合はジョコビッチのサーブからスタート。まずは難なくキープすると、第2ゲーム、コキナキスは緊張からかファーストサーブが入らず、ミスショットも続いてあっさりブレークを献上する。第4ゲームをキープして落ち着きを取り戻したコキナキスだったが、オープンコートに正確に配球してくるジョコビッチの前に、武器のフォアハンドが打てない。第6ゲームでもサービスを破られ、ジョコビッチが6-1でセットを先取する。

第2セット、コキナキスの強打にジョコビッチの対応が遅れるというシーンが増えていくが、主導権は変わらず。第3ゲームで先にブレークしたジョコビッチは、その後も左右に振ってコキナキスの体勢を崩し、強打を打たせない。このセットもジョコビッチが連取する。

何とか見せ場を作りたいコキナキス。苛立ちを見せることなく自身をコントロールして、ボールに食らいついていくが、ラリーではなかなかいい形が作れない。結局、ジョコビッチはこのセットも2ブレーク奪って6-2。ストレート勝利で3回戦進出を決めた。

この試合、ジョコビッチのアンフォーストエラーはわずか14本(コキナキスは23本)。70%のファーストサーブ成功率で、そのうち82%でポイントを奪うなど試合を支配した。



■ウィンブルドン2022
[THE CHAMPIONSHIP WIMBLEDON]
・大会日程/2022年6月27日(月)〜7月10日(日)
・開催地/イギリス・ウィンブルドン:オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(時差8時間)
・賞金総額/4,035万ポンド(66億6,160万円)
・男女シングルス優勝賞金/200万ポンド(3億3,030万円)
・サーフェス/グラス(芝)コート
・TV中継・放送予定/WOWOW、NHK

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