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2022.10.08

選手情報

ティアフォー、世界120位にフルセット勝利。アメリカ勢として18年ぶりの決勝へ[楽天ジャパンオープン]

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USオープン4強のティアフォーが決勝進出

10月8日、「楽天ジャパンオープン」(東京・有明/ATP500)シングルス準決勝が行われ、第4シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ/世界ランク19位)が、クォン・スンウー(韓国/同120位)を6-2、0-6、6-4で下し、大会初の決勝進出を果たした。

【動画】激しいラリー戦からティアフォーが放ったバックハンドの強烈な一撃

両者は、昨年開催された東京五輪の1回戦で初対戦。ティアフォーが6-3、6-2で勝利しており、この日は2度目の対戦となった。

まず試合の流れを掴んだのはティアフォー。第3ゲームでコート深くへのショットとスライスを交えたラリー戦を制し、ブレークに成功する。さらに、クォンにミスが増えて第5ゲームも破り、一気に5ゲームを連取。リードを守って、6-2でセットを奪う。

だが、クォンもミスをすぐに修正。第2セットに入ると、ティアフォーに打ち負けず鋭いショットを放って押し込んでいくと、あっという間に6-0でセットを奪い返す。

勝負の最終セット、激しいストローク戦が繰り広げられ一進一退の攻防が続いたが、第5ゲームでティアフォーがブレークに成功。さらに第7ゲームも破って2ブレーク差とする。クォンに1ブレークを許したティアフォーだが、リードを守り切って今年4月のATP250エストリル大会に続いて2度目の決勝進出を果たした。

同大会におけるアメリカ人選手の決勝進出は、2004年大会のテイラー・デント以来。優勝となれば、1996年大会のピート・サンプラス以来だ。

決勝では、第3シードのテイラー・フリッツ(アメリカ/同11位)と第7シードのデニス・シャポバロフ(カナダ/同22位)の勝者と対戦する。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma