2022.12.07

ATPツアー開幕戦の主な出場選手が発表。アデレード大会にジョコビッチら4名のトップ10が出場

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Photo by Getty Images

男子ツアー開幕戦アデレード大会はハイレベルな戦いに

12月6日、ATPは来年1月2日から開催される男子ツアーの開幕戦「アデレード国際1」(オーストラリア・アデレード／ATP250)と「タタ・オープン・マハラシュトラ」(インド・プネー／ATP250)の主な出場選手を発表。今年のツアー最終戦を制した世界ランク5位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、入国が可能になったオーストラリアでシーズンを迎えることとなる。

【動画】ツアー最終戦で見せたジョコビッチ、ナダルらのスーパーショット＆至極のラリー集

1月16日から行われる全豪オープンに向けて大事な前哨戦となるツアー開幕戦。「アデレード国際1」には、なんとツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」に出場した選手が4名出場。

ジョコビッチを筆頭に、フィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ／同6位)、ダニール・メドベデフ(同7位)、アンドレイ・ルブレフ(同8位)が出場を予定しており、その他にもホルガー・ルーネ(デンマーク／同11位)やヤニック・シナー(イタリア／同15位)、デニス・シャポバロフ(カナダ／同18位)、カレン・カチャノフ(同20位)と、上位8選手がトップ20というATP250としてはハイレベルな大会となる。

ジョコビッチは、今年1月の全豪オープン出場のためオーストラリアに入国したものの、ビザを取り消されて裁判の末に国外退去処分に。オーストラリアに3年間の入国禁止となっていた。だが、オーストラリアの新型コロナウイルスに関わる規制が緩和。ビザが発給されることとなり、来年の全豪オープンへの道が開かれた。

「ニュースを聞いた時はとてもうれしかったよ。これ以上ない知らせだ」と喜びを露わにしていたジョコビッチは、「全豪オープンは、僕にとって最も成功したグランドスラム。そこで最高の思い出を作ることができた。テニスをしてベストを尽くし、できればオーストラリアの夏を素晴らしいものにしたい」と通算10度目の全豪オープン制覇に意欲を燃やしている。開幕戦でいい弾みをつけられるだろうか。

また、今年1月下旬に行われたインド・プネーでの大会は、開催時期が1ヵ月早まり開幕戦に。世界ランク17位のマリン・チリッチ(クロアチア)をはじめ、今年の大会で準優勝のエミル・ルースブオリ(フィンランド／同40位)、ボティック・ファン・デ・ザンツフルプ(オランダ／同35位)、セバスチャン・バエズ(アルゼンチン／同43位)、ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ／同48位)、アレックス・モルカン(スロバキア／同50位)のトップ50が名を連ねている。

なお、12月29日からは男女混合の国別対抗戦「ユナイテッド・カップ」がオーストラリアのブリスベン、パース、シドニーで行われており、こちらにはラファエル・ナダル(スペイン／同2位)やキャスパー・ルード(ノルウェー／同3位)、ステファノス・チチパス(ギリシャ／同4位)らが出場を予定している。

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