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2023.08.31

選手情報

ジョコビッチ、世界76位に快勝で2回戦を突破。危なげなく大会17度目の3回戦へ[USオープン]

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ジョコビッチ、快勝で17度目の3回戦進出


現地8月30日、「USオープン」男子シングルス2回戦が行われ、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランク2位)は、ベルナベ・ザパタ・ミラレス(スペイン/同76位)を6-4、6-1、6-1で下し、同大会17度目の3回戦進出を果たした。

【動画】ジョコビッチ、世界76位をストレートで下し3回戦進出 マッチハイライト

新型コロナウイルスのワクチン接種の問題で2年ぶりにアメリカでの大会に出場可能となったジョコビッチ。今大会前哨戦のATPマスターズ1000シンシナティ大会決勝では、世界ランク1位のカルロス・アルカラス(スペイン)を3時間49分の激闘の末に5-7、7-6(7)、7-6(4)で下してツアー通算95勝目を挙げた。

今大会1回戦ではアレクサンドル・ミュレー(フランス/同84位)に6-0、6-2、6-3と快勝し、大会後に更新される世界ランクで1位に復帰することが確定。同大会で過去に2回戦までに敗れたことは一度もなく、17度目の出場となった今年も2回戦をスムーズに勝ち切った。

今年5月に自己最高37位を記録しているザパタ・ミラレスを相手に、第1セットこそラリー戦が多く、ピンチのあったジョコビッチだが、第5ゲームでのブレークを守って6-4でセットを先取。第2セット以降は、相手に1ゲームずつしか奪わせずに快勝し、1回戦の1時間35分に続いて、2回戦の2時間とスムーズに勝利を手にした。

「彼は堅実なスタートで、いくつか長いラリーがあって、その度にタオルに手を伸ばさなければならなかった。でも1回のブレークで十分で、その後の第2セット、第3セットの最後の4ゲームはいいプレーができた。自分のフィーリング、コートでのプレーには満足しているよ」と試合を振り返ったジョコビッチ。

3回戦では同胞の第32シード、ラスロ・ジェレ(セルビア/同38位)との対戦となり、「彼はツアーで最もハードにプレーする選手の一人。一生懸命でファイターだ。彼は肉体的にフィットしている。僕もフィジカルバトルに備えないといけないね」と簡単な戦いではないとした。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma